500万人突破、大盛況の食博覧会・大阪

2017.5.2 14:00

食博楽市(日本の味)会場の様子、多くの来場者が各地のグルメを楽しんだ

(写真4枚)

4年に1度開催される日本最大級の食の祭典、『’17食博覧会・大阪』が4月28日に「インテックス大阪」(大阪市住之江区)で開幕。GW真っただ中、多くの人が訪れる会場に足を運んでみた。

食博は1985年に初開催され今年で9回目。「インテックス大阪」が完成したときから日本の時代とともに成長してきたイベントでもある。今回は、2020年の東京オリンピックを見据え、日本の食や文化の魅力を再発見するのが目的。有名レストランはもちろん、食器や工芸品など、「食」の質を高めるさまざまななものが紹介され、会場は活気にあふれていた。ご当地グルメのコーナーでは各地方の方言が飛び交い、素朴でやさしそうな現地の人と会話も楽しめるのがうれしい。

大阪府のクレパス風ラムネ(右上)、石川県輪島塗(左下)など、幅広く日本の魅力を発信。右上は鳥取県黒毛和牛モチーフの「とりモー」、左下は兵庫県いちご大福と愛想たっぷりのお兄さん
大阪府のクレパス風ラムネ(右上)、石川県輪島塗(左下)など、幅広く日本の魅力を発信。右上は鳥取県黒毛和牛モチーフの「とりモー」、左下は兵庫県いちご大福と愛想たっぷりのお兄さん

なかでも今年、力を入れたというのは「日本の祭り」。総合プロデューサーの吉野賢城さんは、「五穀豊穣を祈願して全国各地で行われる祭りは食と密接に関係する。日本の祭りを見ていただくことで海外の方にもより楽しんでいただけます」と笑顔を見せる。

迫力の、青森県ねぶたの展示('17食博覧会・大阪)
迫力の、青森県ねぶたの展示(’17食博覧会・大阪)

1日約6万人と連日大盛況のなか、4日目には開催当時から数えた累計入場者数が500万人を突破。ホスト役を務めるメインキャラクター食博フッピーは「とってもうれしいフピ。みなさまに支えられてイベントは大盛況。ありがとうございますフピ」と喜んだ。5月7日まで同会場にて開催。入場料は高校生以上2200円、小・中学生1100円。

取材・文・写真/岡田由佳子

『'17食博覧会・大阪』

期間:2017年4月28日(金)~5月7日(日)
時間:11:00~20:00 ※最終日は19:00まで
会場:インテックス大阪(大阪市住之江区南港北1-5-102)
料金:高校生以上2200円、小・中学生1100円

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