女性コンビで初、やすともが2度目の「上方漫才大賞」に輝く

2017.5.7 11:20

『上方漫才大賞』女性コンビとして初の2度目の栄冠に輝いた漫才師・海原やすよ ともこ(6日・大阪市内)

(写真2枚)

大阪「オリックス劇場」(大阪市西区)で6日におこなわれた『第52回上方漫才大賞』で、漫才師・海原やすよ ともこが大賞を獲得。女性コンビとして初となる2度目の大賞となった。

妹・やすよは、「ネタやる前に感無量になって泣きそうになってしまった」と大喜びし、受賞については「1回目は自分たちが欲しいと獲りにいったんですけれど、今回はコツコツやっていたことを見ていただけて、違う意味の感動ですね」とコメント。また、姉のともこも、「前回受賞してからの漫才が自分たちもめちゃくちゃ楽しかったので、賞を意識はしていなかったんですけれど、それでもらえたからうれしい」と喜びを表現した。

「漫才ができなくなるような仕事はしたくない」と語った漫才師・海原やすよ ともこ(6日・大阪市内)
「漫才ができなくなるような仕事はしたくない」と語った漫才師・海原やすよ ともこ(6日・大阪市内)

また、囲み会見でともこは「『漫才』があるからほかのお仕事が楽しくできます。しんどいんですけれど、自分たちの本来の場所。漫才ができなくなるような仕事はしたくない」と、漫才への強い想いも語った。親交の深い上沼恵美子からも、「見事です。漫才を大切にした結果。これからも精進を続けていってくださいね」とお祝いメッセージが寄せられた。そのほか、スーパーマラドーナが奨励賞、トットが新人賞を獲得した。

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