国際自転車ロードレース、堺市で開幕

2017.5.22 15:00

記者会見に挑んだ選手たち(中央がオスカル・プジョル選手/20日・堺市)

(写真3枚)

国内8都府県を駆け抜ける日本最大級の国際自転車ロードレース『第20回ツアー・オブ・ジャパン(以下:TOJ)』が5月21日から28日まで開催。その記者会見が開幕地となる「さかい利晶の杜」(堺市堺区)でおこなわれ、注目選手たちがレースへの意気込みを語った。

記者会見では、昨年の個人総合優勝に輝いたオスカル・プジョル選手(スペイン・チーム右京)が、「前大会の優勝はコンディションも良く、とてもサプライズだった。今大会ではプレッシャーを感じず、楽しんでレースに挑みたい」と落ち着いた表情でコメント。また会見後に選手たちは、抹茶を体験。普段から抹茶を飲んでいるというイタリア人のイヴァン・サンタロミータ選手は、「ケッコウナオテマエデス、とてもおいしい」と満足げな様子だった。

チームメイトに通訳してもらいながら本場の抹茶を楽しむイヴァン・サンタロミータ選手(20日・堺市)
チームメイトに通訳してもらいながら本場の抹茶を楽しむイヴァン・サンタロミータ選手(20日・堺市)

本大会は21日から堺をスタートし、京都、いなべ(三重県)、美濃(岐阜県)、南信州(長野県)、富士山、伊豆、東京と連続でレースがおこなわれ、走行総距離は743.75kmにもおよぶ。選手も関係者たちも過酷な8日間となるが、期間中は各チームがさまざまな戦略を立ててレースに挑む。

取材・文・写真/岡田由佳子

『第20回ツアー・オブ・ジャパン』

期間:2017年5月21日(日)~28日(日)

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