靴脱いでくつろぐOL、駅ホームに酒場

2017.6.22 08:00

今年新設されたホームの納涼床席で、靴を脱いで冷えたビールを楽しむ人々(21日、中之島駅構内)

(写真7枚)

昨年6月に初開催され、3回目となる京阪電車中之島線の「中之島駅」(大阪市北区)の飲食イベント『中之島駅ホーム酒場』が、21日から4日間限定で開催。ホーム内に川床をイメージした納涼床席が登場し、仕事帰りのサラリーマンやOLらが靴を脱いで宴を楽しんだ。

【写真】『中之島駅ホーム酒場』の様子

これまで同様、座席昇降で有名な「5000系」車両が酒場に大変身。カウンターテーブルが車内に設置され、赤提灯などで彩られた3番線ホームと車両を往来しながら、バル感覚で「うまいもん」が楽しめるこのイベント。前回寄せられた「もっと座れる場所を」との要望に応え、今回はホーム構内に「納涼床席」を設置。駅のホームで靴を脱いでくつろぐという非日常感から、初日も大人気だった。

立ち飲みテーブルにも仕事帰りの女性グループが多数。平日17時にもかかわらず約100人が行列をつくった
立ち飲みテーブルにも仕事帰りの女性グループが多数。平日17時にもかかわらず約100人が行列をつくった

また、電車内の囲炉裏席と納涼床席は、今年から予約席に(「京料理 たん熊 北店」の仕出し弁当と1000円分の飲食チケット付で4000円)。事前に予約し訪れた、中之島駅周辺で働く男性4人グループは「毎回参加していて、今回3回目。普段電車のなかでお酒を飲むことはできないので、楽しい」と笑顔で話していた。

予約制の「納涼床席」で乾杯する男性グループは、ホーム酒場3回目だという
予約制の「納涼床席」で乾杯する男性グループは、ホーム酒場3回目だという

会場には堂島に本社を構える「サントリー」の生ビールや「島之内フジマル醸造所」の生樽ワイン、京都・伏見「中畝酒店」のイベント限定の復刻梅酒や日本酒などがスタンバイ。フードは、おでんや唐揚げなどビールに合う定番メニューのほか、今年4月にオープンしたばかりの「伏見稲荷千本いなり」(京都市伏見区)の京風いなり寿司や「BOOCHiC」(大阪市北区)のフレンチ風どて串など、女性をターゲットにしたメニューも新登場。中之島エリアや京阪沿線の人気店のメニューが並ぶ。期間は6月24日まで。時間は17時~21時半(24日は14時から20時半)。料金は1000円(1000円の飲食チケット付)。

真ん中の梅酒がこのイベントで復刻した、猫好きのための限定梅酒「猫乃温せん梅酒」1本1800円
真ん中が、このイベントで復刻した、猫好きのための限定梅酒「猫乃温せん梅酒」1本1800円(中畝酒店)

『中之島駅ホーム酒場2017初夏』

期間:2017年6月21日(水)〜24日(土)
時間:17:00〜21:30(24日は14:00〜20:30)
会場:京阪電車中之島線 中之島駅3番線(大阪市北区中之島5-3-50)
料金:1000円(1000円の飲食チケット付)
電話:06-6446-0860(予約席専用ダイヤル/10:00〜17:00)

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