「情熱大陸」に怪談家の稲川淳二

2017.7.8 18:00

稲川淳二は1947年、東京生まれ。70年代にラジオ番組「オールナイトニッポン」のパーソナリティーとして人気を博し、テレビ番組のリポーターやリアクション芸人として大活躍する

(写真2枚)

夏といえば、怪談。怪談と言えば、稲川淳二。 ラジオパーソナリティーとして人気を博し、テレビでは元祖「リアクション芸人」として80年代に一斉を風靡した稲川が、得意の怪談と心霊写真を解説する約2時間の独り舞台「稲川淳二の怪談ナイト」が今、密かに大人気だ。

7月9日放送の毎日放送『情熱大陸』に、稲川淳二が登場。細かな情景描写に擬音を巧みに織り交ぜて畳み掛けるように語る、独特の話術に恐怖に引き込まれる。「怪談というと、古臭いイメージを持っている 人がいます。四谷怪談とか。ローソク1本でやっているんじゃないかとか。でも、私のライブは現代に題材を取った気味の悪い話ですし、会場も1500人規模。舞台には大型のセットも組む」 と稲川。会場を覗くと驚くのは若い人の姿が目立つことだ。稲川の追っかけファンも多く、ファンレターは年間100通以上という大人気ぶり。 一体なぜ、稲川の怪談は多くの人を惹きつけるのだろうか?

1993年から「稲川淳二の怪談ナイト」を開始。年々 公演数を増やし、55歳を機にテレビから怪談ライブに活動の軸足を移す。連続25年目で通算630公演、観客動員数50万人。語られた怪談は400話以上
1993年から「稲川淳二の怪談ナイト」を開始。年々 公演数を増やし、55歳を機にテレビから怪談ライブに活動の軸足を移す。連続25年目で通算630公演、観客動員数50万人。語られた怪談は400話以上

番組ではその創作現場にカメラが初潜入。毎年新作を披露するために冬から春にかけて、怪談のもとになる話を探し求め日本各地を訪ね歩き、集めた「怪談の破片」を繋ぎ合わせるため茨城県の工房にこもってネタ作りをするという。そこで起きていた不可思議な光景とは?    今や世代を超えて日本人の心を掴むまでになった稲川の怪談。ちょっと不気味でとびきり面白い怪談創作の現場を徹底取材した。この模様は7月9日・23時25分から放送される。

毎日放送『情熱大陸』

放送:2017年7月9日(日)・23:25〜23:55
出演:稲川淳二(怪談家)

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