滋賀・大津パルコ、20年の歴史に幕

2017.8.19 10:00

8月31日に閉店する「大津パルコ」(滋賀県大津市打出浜14−30)

(写真2枚)

映画館やカフェ、若者向けファッションショップなどが入居する、滋賀県大津市の商業施設「大津パルコ」が8月31日に、閉店。20年あまりの歴史に終止符を打つ。

1996年、JR膳所(ぜぜ)駅近くにオープンした「大津パルコ」。スターバックスコーヒーなどカフェや映画館、タワーレコード、ヴィレッジヴァンガードなど若者に支持されているショップが並び、現在では台湾の人気かき氷店「アイスモンスター」の期間限定ショップがオープンするなど、滋賀の若者カルチャーを牽引するスポットとして奮闘してきた。が、大津はJRで京都、そして大阪にすぐ行けるという利便性からか、なかなか来店者数が伸びず、惜しまれながらの閉店となった。

現在、同施設では最大80%オフの売り尽くしセール『ザ・閉店セール』を開催中。31日には、大津パルコとともに20年間の歴史を歩んできたサテライトスタジオ「e−radio」で、同施設に所縁の深いシークレットゲストらと思い出を振り返る特別企画『ありがとうPARCOグランドフィナーレ』の公開生放送が、19時からおこなわれる予定だ。

「オープンして20年間、ご愛顧くださった方々に心より御礼申し上げます。残り少ない営業となりますが、ご来店くださる皆さまに最後まで喜んでいただけるよう、パルコテナントスタッフ一同、つとめてまいります。皆様のご来店を心よりお待ちしております」と、広報担当者はコメント。学生の頃の思い出がある人は、立ち寄ってみては。

「大津パルコ」

住所:滋賀県大津市打出浜14-30
時間:10:00〜20:30

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