玉木宏「生の舞台で愛憎劇を楽しんで」

2017.9.9 21:00

鈴木京香や千葉雄大ら共演者は「穏やかな人が多い印象」と語る玉木

(写真3枚)

俳優・玉木宏が、2013年の初舞台以来4年ぶりに挑戦する舞台『危険な関係』。8日、大阪市内で会見がおこなわれ、玉木が作品の見どころや意気込みを話した。

本作品は、フランスの作家ピエール・ショデルロ・ド・ラクロの恋愛心理小説が原作。世界各国で映画化、ドラマ化されている名作で、18世紀末のパリの社交界を舞台にした、愛憎渦巻く恋愛ゲームが描かれる。

玉木が演じるのは稀代のプレイボーイ・ヴァルモン子爵だ。「ヴァルモンは非常に頭の回転が速く、言葉巧みな人物。相手によって異なる顔を見せる多面性のある人で、本当に何を考えているか分からない。敵にまわすと怖いということも踏まえながら、形を作っていきたいと思います」と、役作りについて語る。

舞台『危険な関係』で2度目の舞台となる玉木宏(8日・大阪市内)
舞台『危険な関係』で2度目の舞台となる玉木宏(8日・大阪市内)

海外の演出家による翻訳劇となると、ともすれば難しく捉えられるが、「作品を知らない人は、多少知識を入れてからご覧になった方がより楽しめると思います。作品のなかだからこそできる背徳の恋愛ゲーム。ぜひ生の舞台で繰り広げる愛憎劇を楽しんでいただければ」と、作品の楽しみ方を語った。大阪公演は、11月9日〜14日に「森ノ宮ピロティホール」(大阪市中央区)で上演。チケットは11000円。

取材・文・写真/黒石悦子

『危険な関係』

日程:2017年11月9日(木)〜14日(火)
会場:森ノ宮ピロティホール(大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5)
料金:11000円(全席指定)
電話:0570-200-888(キョードーインフォメーション)

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