漫才師を演じた菅田将暉、お笑いは「すごい世界やなと」

2017.10.15 12:50

『京都国際映画祭』での映画『火花』の舞台挨拶に登場した菅田将暉(15日・京都市内)

(写真5枚)

菅田将暉・桐谷健太主演の映画『火花』が15日、『京都国際映画祭』(会場:TOHOシネマズ二条)で世界初上映され、菅田と共演の川谷修士(2丁拳銃)、そして、板尾創路監督が登壇。舞台挨拶をおこなった。

又吉直樹の芥川賞受賞作を映画化した本作。お笑いには馴染みの深い関西出身の菅田だったが、漫才師という役どころに「難しかったです。いや、もう二度とないでしょうね。漫才という意味では、(劇中でコンビを組んだ)修士さんがいたからできたけど、すごい世界やなと」「どう役を作っていいかもわからない。板尾さんも何も言わないし、修士さんも『好きにやってくれ』と。だから良かったのかな?」と、数々の役を演じてきた菅田ですら難しかったと振り返った。

左から、板尾創路監督、菅田将暉、2丁拳銃・川谷修士(15日・京都市内)

この日の朝、韓国・釜山から駆けつけたという菅田。「釜山で目が覚めまして。遊びじゃないですよ(笑)。それやったら早く来いという話で。関空からヘリでここまで来ました」とコメント。「スターです。横山やすしかトム・クルーズですよ。びっくりしました」と、板尾監督にいじられていた。映画は11月23日から全国で公開される。

映画『火花』

2017年11月23日(祝・木)公開
監督:板尾創路
出演:菅田将暉、桐谷健太、木村文乃、ほか
配給:東宝

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