松坂桃李「嫌われる前に退散(笑)」

2017.10.28 15:00

映画『彼女がその名を知らない鳥たち』の初日舞台挨拶に登場した松坂桃李(28日・大阪市内)

(写真4枚)

イヤミスの女王・沼田まほかるの人気小説を、『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督が映画化した『彼女がその名を知らない鳥たち』。その初日舞台挨拶が28日、大阪市内の映画館でおこなわれ、蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李、竹野内豊、白石監督が登場した。

主人公・十和子と情事を重ねる、妻子持ちの男・水島を演じた松坂。上映前の舞台挨拶について、「(この映画は)なかなかないんですけど、上映後にみなさんの反応を見たい映画です。と同時に、(映画を観た人に)嫌われる前に退散できるという、安心感もあります(笑)」と、ホッとした表情で語った松坂。

「だんだん腹が立ってきて(笑)」と、松坂桃李の役どころを絶賛した蒼井優(28日・大阪市内)

共演した蒼井からは「ホントに、面白いくらいクズ。ご本人はよく知らないですけど」、阿部からも「もう最悪。キライ、ホントにキライ!」と、薄っぺらい男・水島役をやり遂げたからこその賛辞が贈られた松坂は、「階段のシーンがあるんですが、僕はそこで水島に対してスカッとしたんですよ。みなさんも、水島に対する怒りはそこで消化していただければ(笑)」と、映画の見どころについて語った。映画は10月28日から公開される。

映画『彼女がその名を知らない鳥たち』

2017年10月28日(土)公開
監督:白石和彌
出演:蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李、竹野内豊、ほか
配給:クロックワークス

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