パン屋を巡る、神戸のお散歩イベント

2017.11.2 17:00

上から時計回りに「Afternoon Tea BAKERY 大丸神戸店」発芽玄米あんパン(194円)、「イスズベーカリー」紫芋デニッシュ3個(194円)、「ルフラン 三宮店」ちっちゃなメロンパン5個(324円)

(写真3枚)

神戸の三宮や元町を散歩しながら、一口サイズのパンを食べ歩くイベント『KOBEパンのまち散歩』が、11月1日にスタートした。

神戸のパンと街の魅力を知ってもらおうというイベントで、今年で5回目の開催。神戸市中央区内のベーカリー31店では、それぞれの店が食べ歩きにぴったりのパンを考案、『神戸PANPO』のロゴが入った黄色い紙袋に入れてスタンバイしている。

今年7月にオープンし、イベント初参加の「ブーランジェリー レコルト ロンポワン」では、3種類のモチモチとした食感のチャパタを食べやすいサイズで用意。そのほか、「イスズベーカリー」では期間限定の紫芋デニッシュを、「コム・シノワ」は人気の5種類のパンをセットに、「パンと暮らしのサ・マーシュ」では黒糖入りのロールパンなど、それぞれが工夫を凝らしたパンを販売。街を散策しながら焼きたてパンを楽しめるとして、パン好きの心をくすぐっている。

かわいらしい黄色い紙袋が目印(イスズベーカリー)

「イスズベーカリー元町店」でPANPOの紙袋を手にした夫婦は、「パンが大好きで、どこに行ってもパン屋があると入るから、こういうイベントはとてもうれしい。今日はほかに3店行ってきました」と、パンをトレイにのせながらうれしそうに話した。

「ブーランジェリー レコルト ロンポワン」の紙袋には、玉ねぎ・チーズとトマト・オリーブのチャパタが食べやすいサイズで入っている(250円)

区内の各所では、『神戸PANPO』参加店を含む47店が掲載されたポケットサイズの「パン屋さんMAP」を配布。また、そごう神戸店に関西のパンが集まる『パンフェスタ』(11月3日〜8日)や、映画『74歳のペリカンはパンを売る。』(11月17・18日/元町映画館)の上映などの関連イベントもあり、150年前の開港とともに発展してきた神戸のパンを盛り上げる。期間は11月30日まで。

取材・文・写真/太田浩子

『KOBE パンのまち散歩』

期間:2017年11月1日(水)~11月30日(水)
電話:078-232-4411(実行委員会事務局・代表)

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