10-FEET、バスツアーでファンと京都巡り

2017.11.6 12:00

「京都駅」から10-FEET仕様のスカイバスに乗り込む

(写真5枚)

今年結成20周年の3ピースバンド・10-FEETが、新アルバム『Fin』のリリースを記念したスペシャルイベントを敢行。11月3日、彼らの地元である京都の街をファンとともに巡るバスツアー『10-FEET MAGICAL MYSTERY TOUR!』がおこなわれた。

彼らがDJを務めるラジオ番組『FLAG RADIO』の公開録音を兼ねたこのイベントには、アルバム購入者のなかから抽選で選ばれた26人が参加。「昨日は楽しみで眠れなかった」と落ち着かない様子のファンたちの前に、10-FEET仕様となった「スカイバス」が到着すると、全員のテンションは急上昇。ラジオ放送局「α-STATION」にてラジオ収録をおこなう10-FEETのメンバーをバスに乗って迎えに行くことに。

ハイタッチするなどファンと交流する10-FEETのメンバー
ハイタッチするなどファンと交流する10-FEETのメンバー

悪天候続きの週末だったが、この日は気持ちの良い風が吹く秋晴れで、スカイバスツアーに絶好の天気に恵まれた。歓声とともに迎えられたメンバーは「こういった企画は初めて。なんとも言えない気持ちですね(笑)」と、ファンとの近い距離感に戸惑いつつも、地元ならではの彼ら自身のナビゲートで盛り上げていく。ドラムのKOUICHIの母校「京都市立堀川高等学校」や、10-FEETが結成された場所「びっくりドンキー河原町店」、ベースのNAOKIの母校「京都府立洛北高等学校」など彼らの原点を巡りながら、本人たちが当時を振り返って話すという貴重な体験に、ファンはウンウンと深く頷きながら真剣に耳を傾けていた。

アルバム『Fin』の曲を流しながら「最後の作品でも良いように本気で作った」という制作エピソードを話したり、「ここ、毎日公文みたいに通ってましたね(笑)」とパチンコ・スロット店を紹介したり、八坂タクシーについての豆知識を披露するなど、定評のあるトークでまったく飽きさせないメンバー。ボーカルギターのTAKUMAが深い関わりを持つ「鴨川」沿いを走るときには、バンドの代表曲のひとつでもある『RIVER』を、10-FEETとともに聴くという贅沢な時間が流れた。

「鴨川」の景色を眺めながら、TAKUMAの話を聞くファンら
「鴨川」の景色を眺めながら、TAKUMAの話を聞くファンら

京都観光の名所「平安神宮」では、バスから降りてメンバーと参加者で記念撮影がおこなわれ、そのあと結成当初に活動拠点としていたライブハウス「WHOOPEE’S」を巡ってバスツアーは締めくくられた。TAKUMAが「今日のことは絶対忘れへんわ! 良い体験をさせてもらいました。おまえらと旅できてよかったわ、ありがとう!」と伝えると、ファンからは大きな拍手が送られ、愛のあふれた2時間となった。この模様は、11月9日と16日の2週にわたって『FLAG RADIO』(21:00〜22:00)にて放送される。

「平安神宮」で記念撮影する10-FEETメンバーとファン(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)
「平安神宮」で記念撮影する10-FEETメンバーとファン(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)

α-STATION『FLAG RADIO』

放送:2017年11月9日(木)&16日(木)・21:00〜22:00

α-STATION『FLAG RADIO』

10-FEET 8thアルバム『Fin』
2017年11月1日(水)発売
完全生産限定盤【CD+DVD+GOODS"10-FEET20周年記念パスケース"】UPCH-29268 4500円+税
初回生産限定盤【CD+DVD】UPCH-29265 3500円+税
通常盤【CD】UPCH-20462 2600円+税

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