大阪の鉄道博、「鉄分」補給の1日

2018.1.7 13:00

奥がオーストリアの看板列車「Railjet」、手前はドイツ国鉄の機関車

(写真3枚)

大阪にある「大阪ビジネスパーク・円形ホール」(大阪市中央区)にて『鉄道博2018』が1月6日からスタート。朝から長い行列ができ、大勢の来場者で賑わった。

会場に入り、最も目立ったのが鉄道模型のコーナー。特に、鉄道模型専門店「エルマートレイン」が手がけたドイツ風のレイアウトに注目が集まった。子どもたちはオーストリアを走るワインレッドが自慢の「Railjet」やドイツのスマートな高速列車「ICE」を自由自在に運転。普段、見慣れないヨーロッパの車両だけに、興味深そうに眺めていた。

一方、関西でおなじみの車両にも注目。大阪環状線から引退した103系「OSAKA POWER LOOP」と2016年12月に大阪環状線にデビューした323系。昨年、鉄道界で大きな話題となった大阪環状線の新旧交代が再現されていた。

いすみ鉄道のグッズ
いすみ鉄道のグッズ

鉄道グッズが集まるコーナーでは、国鉄型気動車を走らせる千葉県のいすみ鉄道が登場。いすみ鉄道の鳥塚亮社長によると、おすすめの商品は「切符」。特に、姉妹鉄道の関係にある養老鉄道(三重県・岐阜県)との記念乗車券や昔ながらの硬券はなかなか入手できない一品だ。

ステージには、多くの来場者が見守る中「鉄道アイドル」で知られる斉藤雪乃が、山陽電気鉄道・滝の茶屋駅(兵庫県神戸市)で見た初日の出を熱く語った。ほかにも鉄道カラオケや鉄道ネイル体験など、多くの来場者が「鉄分」を補給した1日となった。期間は8日まで。入場料は大人・子ども共に800円。

取材・文・写真/新田浩之

『鉄道博2018』

日程:2018年1月6日(土)~8日(祝・月)
会場:大阪ビジネスパーク 円形ホール(大阪市中央区城見2-1-61)
料金:800円(2歳以下無料)

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