ミルクレープ生みの親、大阪に新店

2018.1.12 17:00

30年前にミルクレープを生み出した、関根俊彦シェフ

(写真2枚)

30年前に日本で誕生したスイーツ、ミルクレープの生みの親であるシェフが、「阪急うめだ本店」(大阪市北区)に、ミルクレープを中心としたスイーツ専門店「casaneo(カサネオ)」を1月17日にオープンする。

1988年当時に流行っていたクレープを、レストランに務めていた関根俊彦シェフがイタリア料理のメニュー「ラザニア」をイメージしてアレンジ。ミルフィーユのミル(フランス語で1000、たくさんという意で使用)からミルクレープと名付けて、クチコミでまたたく間に評判に。約20年前に「ドトールコーヒーショップ」のミルクレープを手掛けたことから、全国的に知られるメニューとなった。

「考えたスイーツが、今のように広がったのは大変うれしいです。それと同時に、いろいろ食べ比べると僕の考えているミルクレープとは少し違うなと思うこともあったり。今回は、さらに食感や口溶けを研究したものとなっています」と語った関根シェフ。

手前から時計回りにミルクレープのプレーン、ダブルショコラ、抹茶ミルクチョコ、クリームチーズ。日持ちする冷凍タイプもある
手前から時計回りにミルクレープのプレーン、ダブルショコラ、抹茶ミルクチョコ、クリームチーズ。日持ちする冷凍タイプもある

極限までクレープ生地を薄く、ゆっくりと弱火で温度を調整しながら約2分半かけて焼き上げて、朝に炊きあげたカスタードと2種類の生クリームを間に塗って20枚重ねに。フォークで切ったときにズズズズッと切れていく触感と、しっとりとなじんだ生地とクリームの一体感が楽しめるようになっている。

ミルクレープ(1カット501円)のほか、ダブルショコラ味、クリームチーズ味に加え、冬限定として抹茶ミルクチョコ味(~2/28)の4種がそろい、焼き菓子「ミルガトー」も販売。

阪急うめだ本店「casaneo(カサネオ)」

2018年1月17日(水)オープン
住所:大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店B1
営業:10:00~20:00(金・土曜は~21:00)※不定休
電話:06-6361-1381(代表)

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