世界の蜷川、厳選作品を大スクリーンで

2018.1.30 08:00

『三回忌追悼企画 蜷川幸雄シアター2』ポスターイメージ

(写真1枚)

「世界のニナガワ」として日本演劇界をリードし続け、ダイナミックな演出で数多くの話題作を世に放った演出家・蜷川幸雄さん。生前彼が演出した3作品が、『三回忌追悼企画 蜷川幸雄シアター2』として全国10の映画館で上映される。

今回上映するのは、市村正親主演で17年ぶりの再演となった『NINAGAWA・マクベス』(2015年)や、藤原竜也の俳優デビュー作の再演『身毒丸 ファイナル』(2002年)、すべての役を男性キャストで演出したオールメール・シリーズ『じゃじゃ馬馴らし』(2010年)の3作品。

一周忌追悼企画として、昨年5月に厳選4作品を上映し好評を博した『蜷川幸雄シアター』。蜷川さんらしさがにじみ出る泥臭くも激しい演出や、その要望を正面から受け止めたキャストによる熱量の高い演技を、大きなスクリーンで感じられる貴重な機会だ。

3作品は4月7日から週替わりとなり、関西では「なんばパークスシネマ」「T・ジョイ京都」で上映。チケットは前売り2200円、チケットぴあほかで2月9日に発売される。

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