俳優業も好調の山下健二郎「好きを貫く」

2018.2.7 19:00
(写真6枚)

■「無理せず好きなことを貫いて、これからもやっていきたい」(山下)

──今回は俳優として映画に出演したわけですが、山下さんにはダンサー、パフォーマーという面もあります。表現という点で、パフォーマーとの違いはどう感じていますか?

最初演技やり始めたとき、ダンスと演技って通ずるものがあるのかなと思っていたんですけど、まっっったく。まったく別物だと思いました(笑)。ダンスはやっぱり音楽を感じて、そのときに感じたパッションだったりフィーリングだったり、あとは今まで積み重ねてきた練習だったりが成果として出ると思うんですけど。演技に関しては答えがないというか。まったく答えがないなかで『自分がこれや!』って思うものを信じてやってるような気がしてて。

──自分が信じるものを、と。

自分に合ったやり方を貫くのが、正しいのかなと思っていますね。でも、自分で納得してここまでやなって線ひいちゃうと成長しない。やっぱり結局は視聴者の方だったり、映画館に足を運んでくれる人が評価してくださるものだと思います。世の中の人に認められる演技をすることが、一番重要だなと。

──感想などはどうやって受け取ってるんですか?

あんまりツイッターとかそういうのを調べたり、ネットで見たりはしないんですけど(笑)、友だちに感想聞いたりして、参考にしてます。あと、メンバーからも聞いたりしますね。でも演技論に関しては一切話さないです。こうしたほうがいいとかは、人それぞれだと思うんですよ。なのでどっちかというと、客観的に見て現場がどうだったとか、あのときどういう風に撮ったん?とか技術面で気になったところを話したりします。

人見知りをせず、コミュニケーション能力に長けている山下。「ラジオで友だちもたくさん増えたし、オールナイトニッポンにはほんとに感謝してます」
人見知りをせず、コミュニケーション能力に長けている山下。「ラジオで友だちもたくさん増えたし、オールナイトニッポンにはほんとに感謝してます」

──三代目J Soul Brothersのメンバーのみなさんも俳優として活躍されている方も多いので、刺激になりそうですね。山下さんのパフォーマーとして、俳優としての今年の目標は何ですか?

グループも新しいことにチャレンジする年だと思うので、アルバムのリリースだったり、変わらず新しいものにどんどんチャレンジして、世の中の方に楽しんでいただけるようなグループに成長したいなと思っています。個人としては、映画やドラマにももちろん出たいですし、ラジオのパーソナリティもやらせてもらってるんですけど、喋ることもすごく好きなので、機会があれば自分がMCを務めるTV番組もやってみたいです。いろんなところにチャレンジして国民的なエンターテイナーに一歩でも近づけるように努力したいなと思います。

──山下さん趣味多いですし、なんでもできそうな気がします。

ははは! いや、なんでもはできないですけど(笑)。僕がひとつモットーにしてるのが、自分が無理してるか無理してないかをちゃんと考えて、『好きなことを仕事にする』っていうのが僕の一番の生きる道だと思っていて。無理せず好きなことを貫いて、これからも楽しんでやっていこうと思います。

映画『パンとバスと2度目のハツコイ』

2018年2月17日(土)公開
監督・脚本:今泉力哉
出演:深川麻衣、山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)、伊藤沙莉、志田彩良、安倍萌生、勇翔、音月桂
配給:「パンとバスと2度目のハツコイ」製作委員会

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