大阪・南港で、日英ロックスターの共演

2018.2.7 21:00

ザ・ビートルズ

(写真6枚)

イギリスが生んだ世界最高のロックバンド「ザ・ビートルズ」と、2009年に亡くなってから8年以上経った今でも熱い支持を集める、日本最高のロックスター「忌野清志郎」。日英キング・オブ・ロックの展覧会が、大阪南港の「ATC特設会場  ITM2F」(大阪市住之江区)で2月10日からおこなわれます。

本展は、ザ・ビートルズの展覧会『Ladies and Gentlemen…THE Beatles』と、『ロックスター忌野清志郎展』が合体したユニークな企画です。2展同時の観覧だけでなく、片方だけの観覧も可能という、それぞれのファンに配慮したフレキシブルな構成を取っています。

忌野清志郎

「ビートルズ展」は、アメリカに本社を置く「GRAMMY MUSEUM and Fab Four Exhibits」が保有する、ザ・ビートルズの貴重な資料400点以上を紹介するもの。大半の品々は1964年から66年におこなわれたアメリカツアーに関するもので、日本ではこれまで見ることができませんでした。また、有名なアルバム『アビイ・ロード』のレプリカパネル前での記念撮影や、リンゴ・スターのドラム・レッスン、『イエローサブマリン』のカラオケBOXといったコーナーも。

「ビートルズ展」より ポール・マッカートニーのステージコート

一方『忌野清志郎展』では、彼が愛用したギターやアンプなどの楽器類や、カラフルなステージ衣装の数々を展示。自画像などの絵画コーナーにはタワーレコード新宿店のオープン記念で描いた全幅約9メートルの大作絵画、「オレンジ号」といわれる自転車やヘルメットなど、趣味だったサイクリングにまつわる品々も集結しています。

「忌野清志郎展」より 9mの絵画や衣装類

本展はロックミュージックをテーマにした、これまでにないタイプのイベントと言えるでしょう。それぞれのファンはもちろん、ロックファン全員が要注目です。期間は4月8日まで、料金は共通券大人3300円ほか。

文/小吹隆文

『ONTEN ~LOVE&ROCK ビートルズ×忌野清志郎~』

期間:2018年2月10日(土)~4月8日(日)※会期中無休
時間:11:00~20:00 ※入場は閉館30分前まで。 
会場:ATC(大阪南港)特設会場 ITM2F(大阪市住之江区南港北2-1-10)
料金:大人3300円、学生2200円(2展共通券)/大人2200円、学生1500円(「ビートルズ展」のみ)/大人1800円、学生1200円(「忌野清志郎展」のみ)

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