奈良の夜を彩る、瑠璃色のイルミ開幕

2018.2.9 20:00

「七夕ロード」に敷き詰められた無数のイルミネーション(8日・奈良市内)

(写真3枚)

「春日大社」「興福寺」「東大寺」(すべて奈良市内)という、古都・奈良を代表する世界遺産を幻想的な光の道でつなぐ『しあわせ回廊 なら瑠璃絵』が8日に開幕。早春の奈良に瑠璃色の光が燦然と輝いた。

メイン会場となるのは「奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~庭園」。幻想的な光に包まれた『庭園イルミネーション』や、オリジナル商品や飲食ブースの並ぶ『瑠璃絵マーケット』、三社寺の夜間特別拝観(一部要拝観料)など、さまざまな企画が盛りだくさんのオムニバス形式となっている。

願い事を書いた短冊を「冬七夕ツリー」に結びつける(8日・奈良市内)

『庭園イルミネーション』では、「花たんざく」(500円)を購入して冬七夕ツリーに願い事を結びつけるコーナーがあり、「120歳まで生きられますように」と書いたカップルもいれば、「就職活動がうまくいきますように」と書いた大学生も。今流行りのインスタ映えスポットでもあり、スマートフォンやデジカメを興奮気味に構える姿も多く見られた。

瑠璃色を中心としたイルミネーションの海(8日・奈良市内)

そんななか、オススメなのが無料の『夜参り提灯』。「春日大社」「興福寺」「東大寺」の3コースがあり、知識豊富なボランティア・スタッフが会場まで案内してくれる。「春日大社」コースなら20分ほどで到着し、その場で提灯を返却すればOK。普段は見られない幻想的な奈良を味わえる『なら瑠璃絵』は14日まで開催されている。

取材・文・写真/今泉光太郎

『しあわせ回廊 なら瑠璃絵』

期間:2018年2月8日(木)〜14日(水)・18:00〜21:00
会場:奈良公園一帯
料金:無料(一部有料あり、飲食などは有料)

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