行定勲監督「岡崎京子という漫画家の素晴らしさが残れば」

2018.2.12 19:00

映画『リバーズ・エッジ』の舞台挨拶に登場した行定勲監督(右)と主演の二階堂ふみ(2月12日・大阪市内)

(写真2枚)

90年代のポップカルチャーを牽引した漫画家・岡崎京子の代表作を映画化した『リバーズ・エッジ』。その先行上映会が2月12日、大阪市内の映画館でおこなわれ、主演の二階堂ふみと吉沢亮、行定勲監督が登壇。舞台挨拶をおこなった。

メガホンをとった行定監督は、「僕ら世代の、伝説の漫画。あまりにも伝説すぎて、普通は映画化しないですよ。作る側としてはすごいプレッシャーですが、二階堂ふみというひとりの女優の熱意に動かされて、ここまで来ました」とコメント。

左から、吉沢亮、二階堂ふみ、行定勲監督(12日・大阪市内)

そして、「(映画の)設定は1994年なんですけど、(テーマは)永遠にみんなが持っている命題というか。見終わった後になにか残っていただければ、僕ら映画を作る人間としては、それが一番うれしい。そして、岡崎京子という漫画家の素晴らしさが、みなさんの心のなかに残ることを期待しております」と語った行定監督。映画は2月16日から公開される。

映画『リバーズ・エッジ』

2018年2月16日(金)公開
監督:行定勲
出演:二階堂ふみ、吉沢亮、ほか
配給:キノフィルムズ R15+

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