吉永小百合「北海道オタク、大好きです」

2018.2.15 19:15

主演映画『北の桜守』の記者会見に登場した女優・吉永小百合(15日・大阪市内)

(写真2枚)

女優・吉永小百合の出演映画120作目となる『北の桜守』。その記者会見が15日、大阪市内のホテルでおこなわれ、主演の吉永と息子役の堺雅人、メガホンをとった滝田洋二郎監督が登壇した。

『北の零年』『北のカナリヤたち』に続く、「北の三部作」最終章となる本作について、「北海道オタクで、北海道が大好きで。雄大な景色のなかで演技をしていると、私自身もちょっとグレードアップするような感じがありまして。今回3作品をやらせていただいて、いい思い出になりました」と語った吉永。

そして、「初めて滝田監督とご一緒して、堺さんと初めて実写で親子役をやらせていただきました。私にとっては120本目の映画になりましたけれども、できあがった作品を観て、今までと感じの違う、とてもステキな作品になったと自負しております」とも。

左から、堺雅人、吉永小百合、滝田洋二郎監督(15日・大阪市内)

息子役の堺とは、以前アニメ作品で親子役を演じているが、実写映画では初めての共演。その堺について吉永は、「網走に帰ってくるシーンでは、堺さんの演技力に圧倒されてました。スゴかったです。そして、ラストシーンでは、信じられないくらいやさしい表情をしていらして、その堺さんの笑みに誘われて、私も人生を肯定できる思いで『江蓮てつ』という役を演じられたと思っています」と感謝を述べた。映画は3月10日から公開される。

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