太陽の塔、復元された内部を公開

1970年に誕生した「太陽の塔」。高さは約70m、腕の長さ(片腕)20mもあり、「万博記念公園」のシンボル
「太陽の塔」(大阪府吹田市)が内部再生事業を終え、3月19日から予約制で入館できるようになる。1970年の『日本万国博覧会』から48年ぶりとなる一般公開に先駆け、報道陣に17日公開された。
芸術家・岡本太郎の代表作でもある「太陽の塔」。2003年以降、期間限定で公開されたことはあったが、上層階に上がって内部を見るとはできず、今回の公開で1階から最上階まで、高さ約41mにわたって、中央に位置する「生命の樹」(全長50m)を観賞できるようになった。

「生命のエネルギー」を表現し、地球上の生物の進化をたどる「生命の樹」。公開時292体あった生物模型のうち、153体を写真などをもとに新規で作成、29体を修復、1体のみそのままの状態で計183体を展示。万博時のエレベーターが階段に変わるなど変更点はあるものの、当時使用されていた音楽の1つ「生命の賛歌」(作曲:黛 敏郎)に包まれながら、岡本太郎のクリエイティビティとドラマチックな演出を存分に堪能できる。

また、閉幕に撤去された後、紛失してしまった「地底の太陽」を資料をもとに2018年に復元し、一緒に展示されていた仮面や神像とあわせて地下に設置。こちらの太陽の「顔」や周辺には、現代ならではのプロジェクションマッピングが導入されているのも見物だ。

塔内には、限定アイテムを販売するショップも併設。入館は予約制となり、受付日が1日ごと追加されているので、週末や夏休みを狙いたい人は予約サイトをまめにチェックするのがおすすめ。料金は大人700円、小中学生300円(万博記念公園自然文化園入園料別)。
「太陽の塔 内部公開」
2018年3月19日(月)スタート
住所:万博記念公園(吹田市千里万博公園1-1)
時間:10:00〜17:00(最終受付16:30)
料金:大人700円、小中学生300円(要予約、万博記念公園自然文化園入園料大人250円、小中学生70円別途要)
電話:0120-1970-89
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
大阪・関西万博の注目ニュースまとめ【2025年最新版】
NEW 23時間前 -
華やかスイーツ!大阪のいちごビュッフェまとめ・2025年版
2025.4.10 11:00 -
大阪スイーツビュッフェ・リスト2025年版、ホテルで甘いものを満喫
2025.4.10 11:00 -
ホテルで贅沢に…大阪アフタヌーンティー2025年完全版
2025.4.10 11:00 -
大阪土産に悩んだら…これだ!駅近で買える人気5選[PR]
2025.4.9 07:00 -
淡路島の観光&おでかけ&グルメスポット、2025年最新版
2025.4.2 19:30 -
春は桜も!ガイドブックにもない、淡路島秘境ツアー[PR]
2025.4.2 07:00 -
テンプル大学、学生たちの京都生活。【PR】
2025.4.1 11:00 -
大阪から行く高知のおでかけ・グルメ2025最新版
2025.3.31 16:45 -
坂本龍馬の生家跡・ホテル南水、ラグジュアリーに改装[PR]
2025.3.30 07:00 -
万博迫る!大阪2カ所でオランダパビリオンお披露目[PR]
2025.3.29 18:30 -
ワインのような日本酒? 高知県に期待の新蔵が誕生[PR]
2025.3.29 07:00 -
大阪でなぜ?KITTE高知ショップ、意外な売れ筋[PR]
2025.3.28 07:00 -
2025年は開業ラッシュ!大阪・梅田の新商業施設まとめ
2025.3.27 12:00 -
梅田、新施設ラッシュ! うめきたダンジョン攻略法[PR]
2025.3.26 07:00 -
華やかスイーツ!京都のいちごビュッフェまとめ・2025年版
2025.3.24 10:00 -
梅田で体験…贅沢食材食べ放題×いちごヌン茶が合体[PR]
2025.3.17 17:00 -
スリコなど7店オープン、京阪シティモール最強説[PR]
2025.3.14 07:00 -
春の京都宇治は茶摘み、桜まつり…イベントたくさん[PR]
2025.3.10 15:00 -
華やかスイーツ!神戸のいちごビュッフェまとめ・2025年版
2025.3.7 14:00 -
【カメリア・マキの魔女占い】2025年上半期の運勢は?
2024.12.29 20:00