吉本芸人の手帳アート展、抽選で販売も

2018.3.21 15:07

左からマユリカ・中谷、クロスバー直撃・前野、ゆりやんレトリィバァ、アインシュタイン(稲田・河井)

(写真10枚)

難波の「よしもと漫才劇場」に所属する若手芸人45人が手掛けた『手帳アート展』が、「吉本興業大阪本社・本館」(大阪市中央区)で3月21日からスタート。同日おこなわれた記者会見に、ゆりやんレトリィバァ、アインシュタイン、クロスバー直撃・前野、マユリカ・中谷が参加した。

東京で開催された企画が好評だったため、大阪でも開催することになった同展。「世界に一つだけの手帳」をテーマに、芸人たちがイラスト、文字、コラージュなど思い思いに手掛けた作品を展示する。

前野が力作のノートを披露。「値段は5000円なのですが、これを買う人は計算できないなと、電卓をつけました」
前野が力作のノートを披露。「値段は5000円なのですが、これを買う人は計算できないなと、電卓をつけました」

以前はプロの漫画家だった中谷は「ありそうな少年漫画の1巻の表紙」、自作の小道具に定評のある前野は揚げたチキンの中に電卓まで内蔵された「ジャンボファミチキ型手帳」などを作成。ゆりやんは、架空の少女「ゆり」がおかしくなっていく様を英語で書いた手帳を披露し、独自の世界観を炸裂させた。

手帳の中身を熱弁するゆりやん。設定としては、1990〜1995年に書かれた日記だそう
手帳の中身を熱弁するゆりやん。設定としては、1990〜1995年に書かれた日記だそう

会見ではMCを務めたアインシュタインの河井が、気になる出展者の手帳を紹介。今、勢いある兄弟コンビ・ミキを取り上げ「人気ありますからね。昂生(こうせい)は割愛して、亜生(あせい)。普段の言動を見てもらったら分かると思うんですけれども、非常に子どもです。無邪気、転身爛漫というか亜生の人柄が出た手帳だと思います」と評した。

ミキの亜生の手帳を紹介したアインシュタイン。また、コンビで8000円と値をつけたネイビーズアフロに驚き、それに対する一言が、展示している自動販売機にハッシュタグの後に書かれている
ミキの亜生の手帳を紹介したアインシュタイン。また、コンビで8000円と値をつけたネイビーズアフロに驚き、それに対する一言が、展示している自動販売機にハッシュタグの後に書かれている

手帳は、本人たちが値付けした価格(2千円~2万円)がつけられ、会期後に抽選で販売される予定。入り口には前野が作成した巨大手作り自動販売機型手帳が設置され、ゆりやんが漢字を書き間違えて題字を書いているのもポイントだ(前野は「間違いもアートよ」とフォロー)。期間は3月25日まで、入場無料。

『よしもと漫才劇場×手帳アート展』

期間:3月21日(祝・水)〜3月25日(日)
時間:12:00〜19:00
会場:吉本興業大阪本社 吉本本館1F POP UP ギャラリー(大阪市中央区難波千日前3-15)
料金:入場無料
問い合わせ:art_info★yoshimoto.co.jp(★部分は@)

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本