京都に梅体験専門店、100通りの梅酒作り

2018.3.31 09:00

なかなか市場では手に入らない5種の梅から選ぶことができる

(写真8枚)

さまざまな梅酒製品を扱う「チョーヤ梅酒株式会社」(本社:大阪府羽曳野市)による梅体験専門店「蝶矢」が、京都・烏丸に4月1日オープン。100通り以上の素材の組み合わせから、自分だけのこだわりの梅シロップや梅酒を1粒から作ることができる。

1959年に梅酒の製造をスタートし、以来約60年間、梅の産地の生産者とともにさまざまな梅酒製品を提供してきた同社。梅マイスターの菅健太郎さんは「10〜20代の若者に梅酒や梅シロップの手作り経験はあるか聞くと、9割以上がない。でも梅が嫌いなわけでは決してないんです」と、おなじみの「4Lサイズの漬け込み瓶」を取り出し、「梅は1kg単位で売られ、そこに1kgの氷砂糖、1.8Lのホワイトリカーが必要。また、梅は6月の1カ月間しか買えない。これではなかなか作ってみようという気持ちにならないですよね」と説明。

お好みの梅、砂糖などで自分だけの梅酒・シロップを手軽に作れる「蝶矢梅キット」(写真はM 3000円〜)
お好みの梅、砂糖などで自分だけの梅酒・シロップを手軽に作れる「蝶矢梅キット」(写真はM・3000円〜)

その現状を解決するため、この専門店では梅1粒から作れるキットを販売。梅は収穫後すぐにマイナス40度の急速冷凍にかけ、フレッシュな状態で保存。梅は完熟南高・有機古城・有機南高・NK14・パープルクイーンの5種、そして砂糖は氷砂糖・こんぺい糖・はちみつ・てんさい糖・有機アガペシロップの5種、そしてお酒はウォッカ・ブランデー・ホワイトラム・ジンの4種からお好みで組み合わせることができ、その数は100通りも。

梅シロップは1週間ほどで完成!梅酒はここにお酒を入れて1カ月。
梅シロップは1週間ほどで完成!梅酒はここにお酒を入れて1カ月

常駐する梅コンシェルジュのサポートを受けながら、いろいろな味を試飲して、初めての人でも気軽に自分好みの味を選べる。ボトルサイズはS(1杯分・1000円〜)、M(3杯分・2000円〜)、L(6杯分・3000円〜)を展開。

また、店舗入り口では梅の味わいを楽しめるテイクアウトドリンクも用意。大粒の完熟南高梅がまるごと入った梅シロップの緑茶割りや紅茶割り、ソーダ割りなど、さまざまなラインアップとなっている。4月中頃までは梅シロップの体験、キット販売のみとなる。

梅体験専門店「蝶矢」

2018年4月1日(日)オープン
住所:京都市中京区六角通堺町東入堀之上町108 CASA ALA MODE ROKKAKU 1F
営業:11:00〜19:00  ※年末年始休

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