AKB48・横山由依、イケズな京都人に「似てるところある」

2018.4.22 07:00
(写真6枚)

AKB48グループ総監督の横山由依が連続ドラマ初主演を果たす、4月24日(深夜1時25分)スタートのカンテレ制作ドラマ『はんなりギロリの頼子さん』(全4話)。「よそさんが嫌いで意地悪」だが、「実は不器用で心やさしい」根っからの京都人・新堂頼子を演じ、京都の名所や知られざる文化・習慣を描いた、あさのゆきこのコミックが原作となっている。共演は、『動物戦隊ジュウオウジャー』などで人気の若手俳優・中尾暢樹。京都で撮影中の、横山&中尾に話を訊いた。

京都で撮影中の横山由依(右)と中尾暢樹

写真/Ayami

「私も目つきが悪いって言われることが多いので」(横山由依)

──横山さんにとっては、連続ドラマ初主演ということですが、最初にオファーがあったときはどんな思いでしたか?

横山「すごく驚きました。でも、京都出身ですし、自分に近いところもあるのでうれしいなって」

──京都といえば、横山さんは『京都いろどり日記』(カンテレ・月1回)もやられてますよね。

横山「そうですね。もう6年やらせていただいて、そのスタッフさんと違うカタチでご一緒させていただくのはすごい幸せだなと思いました」

──一方、中尾さんは関東から京都に転勤してきた雑誌編集者・山田役です。

中尾「最初お話をいただいたとき、京都弁をしゃべるのかなと思っていたんですけど、台本を見たら、東京の新人記者というオリジナルキャラクターで。だから、素直に反応して、京都のことを知っていけばいいかな、と。頼子さんは説明セリフも多くて大変ですけど、僕は京都を楽しもうって感じで(笑)」

京都での撮影風景(左から横山由依、中尾暢樹)

──おふたりはこれまで共演は?

中尾「初めてです」

横山「最初お会いしたのが衣裳合わせのときだったんですけど、すごくオトコマエで。それを周りのスタッフさんにすごくいじられてました(笑)」

中尾「その頃から、山田のキャラクターが確立してましたね」

──横山さんの印象はどうでしたか。

中尾「AKB48グループの総監督をされているのは知っていて、いつも人前に立っているだけあって、演技もなんでもこなしてしまうんだなって感嘆しました。さすが横山さんという」

横山「アハハ、初めて聞くわ(笑)」

中尾「それに、頼子さんという役に合ってますよね。本人はいつもほんわかという感じなんですけど、ちょっとツンツンしてるというか」

横山「私も目つきが悪いって言われることが多いので、頼子さんの目つきのせいで勘違いされてしまう感じが共感できるなって。ちょっと似ているところもあるなと」

横山由依が演じるのは、目つきが悪く無愛想で、すぐ人をギロリと睨んでしまう京女

──ドラマでは、京都の人気スポットとともに、「いろは」も学べる内容と聞いています。ニセモノ舞妓さんの見分け方や、京都での掃除の仕方、イケズ石とか。

横山「いやぁ、私も京都出身なんですけど、知らないことも多くて。しきたりとか。これをきっかけで知ったこともありますね。イケズ石とかも知らなかったですし。昔から住んでらっしゃる方はご存じのことかもしれないですけど、わりと若い世代だったりは知らないことも多いのかなって」

──イケズ石とか聞いて、関東出身の中尾さんはどうでした?

中尾「京都、こえぇなぁって。お茶でもどうどすか?とか言われたら、僕も山田みたいに善意として受け取りますもん。お茶飲んでいきますよ」

横山「まあ、山田が素直すぎるというのもありますけどね(笑)」

──中尾さんって、それが許されるキャラクターですよね。

横山「うん、そうですね。愛おしいキャラですね」

カンテレ『はんなりギロリの頼子さん』

出演:横山由依、中尾暢樹、岡田篤哉、土村芳

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