山田杏奈、R15指定の過激シーンに「楽しかった」

2018.4.15 07:00

映画『ミスミソウ』の舞台挨拶に登場した山田杏奈(右)と内藤瑛亮監督(14日・大阪市内)

(写真2枚)

人気漫画家・押切蓮介の代表作を実写映画化した『ミスミソウ』。その舞台挨拶が4月14日、「梅田ブルク7」(大阪市北区)でおこなわれ、主演の山田杏奈と内藤瑛亮監督が登壇した。

本作は、閉鎖的な田舎に東京から転校してきた主人公が、壮絶ないじめの末に両親を焼き殺され、加害者のクラスメイトに復讐の戦いを挑むという、「精神破壊(メンチサイド)ホラー」。過激な復讐シーンなどもあり、映像化は不可能と言われていた作品だ。

過激シーンもリハーサルから笑いながら挑んでいたという山田杏奈(14日・大阪市内)

R15指定の今作で映画初主演を果たした山田は、過激な描写にも「楽しかったです」と意外な告白。鉄パイプで殴るシーンも、内藤監督によるとリハーサルから笑いながら演じていたそう。公開から1週間経つが、SNSで感想を探して読んで「やっとみなさんの元に届いたんだなと実感しています」と感慨深い様子で話した。

内藤監督は『ライチ☆光クラブ』『先生を流産させる会』などを手がけた、少年少女を主人公としたクライムサスペンスの名手。「午前中から血まみれの映画を見ていただき、うれしいです」と飄々と挨拶、今だから笑える撮影中のアクシデントなどを明かし、会場を盛り上げた。同映画は現在公開中。

取材・文・写真/米山一輝

映画『ミスミソウ』

2018年4月7日(土)公開
監督:内藤瑛亮
出演:山田杏奈、清水尋也、ほか
配給:ティ・ジョイ R15+

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