世界初、空港内にワイナリー&バル

2018.4.26 16:00

醸造タンクを眺めながら、ワインと食事が気軽に楽しめる

(写真6枚)

「大阪国際空港(伊丹空港)」内に、世界初の空港内ワイナリーを併設したワインバル「大阪エアポートワイナリー」(大阪府豊中市)が4月18日にオープンした。

飛行機を下りて2階の到着ロに向かうと、右上に醸造用のタンクが見える、という演出。「大阪に着いてすぐ、ご当地ワインを楽しんでいただけます」と広報担当の石倉いずみさん。年間生産量はわずか1万2000本だが、醸造されたワインがその場で楽しめるとあって、ワイン好きは興味をそそられる。

ブドウがうまく発酵しているかどうか、タンクをひとつずつ確認する、醸造責任者の照屋さん

いま醸造中のワインは、長野県塩尻市で育ったナイアガラやコンコード。このほか、山梨や山形、北海道など、日本各地のブドウを使うほか、端境期はオーストラリアからも仕入れる。大阪の「ひめひこワイナリー」や「仲村わいん工房」などを経て、こちらの醸造責任者となった照屋賀弘さんが、ひとつひとつの工程を丁寧に仕上げていく。現在仕込んでいるワインが飲めるのは6月頃の予定だ。

本日の3種類の樽出しタップワイングラス(40ml×3種類)と前菜3種類セット1280円

店内では、ビールのようにタップから注ぐ8種類のワイン(グラス580円〜)に、ボトルワインも用意。素材の味わいを生かした気取らない南イタリア料理とともに味わえる。「ワイン醸造をもっと身近に感じて欲しいという願いを込めて、醸造風景を眺めながら飲めるバルを実現させました」と石倉さんが言うように、3種のワインを気軽に飲み比べできるセットなどがあり、いろんな味わいを楽しめる。

「大阪エアポートワイナリー」

2018年4月18日(水)オープン
住所:豊中市蛍池西町3-555 大阪空港中央エリア3F
時間:11:00〜23:00 ※無休
電話:06-6152-5165

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