昭和の古き良きビアガ、サラリーマン集う

2018.5.10 13:00

サントリー本社の屋上に、約330席のビアガーデン

(写真5枚)

夏の風物詩・ビアガーデンを実施する百貨店やホテル、レストランが年々増加。カクテルの充実やデザートブッフェに力を入れるなど「女子向け」にシフトしているところが多いなか、サラリーマンに45年以上も支持され続けているのが、大阪・堂島の「サントリー本社」で開催中の『サントリー屋上ビアガーデン』である。

サントリー本社ビルが完成した1971年(昭和46年)から開催されている同ビアガーデン。大阪のオフィス街の中心部にあり、初日の9日も仕事帰りのサラリーマンたちが宴会でにぎわっていた。ビアガーデンといえば、自分でフードを皿に盛りつけ、ビールを注ぐブッフェスタイルが定着しているが、こちらはすべてオーダー制。常に作りたてアツアツの料理が楽しめる。

1杯1杯丁寧に注がれる「ザ・プレミアム・モルツ」は泡も楽しんで
1杯1杯丁寧に注がれる「ザ・プレミアム・モルツ」は泡も楽しんで

なんといっても、同ビアガーデン自慢の「ザ・プレミアム・モルツ」「ザ・プレミアム・モルツ 〜マスターズドリーム」が樽生で味わえるのがうれしいポイント。こだわりの注ぎ方で実現する、きめ細かくクリーミーな泡「神泡」を堪能できるのはここならではだ。ビールを楽しむ人が多いことから、生中は700ml(950円・小が400ml、大が1000ml)で提供しているという。

まだ少し肌寒い5月は、熱々でちょっぴり辛い「チーズタッカルビ」(1人前1280円、写真は2人前)がぴったり、ビールにも合う
まだ少し肌寒い5月は、熱々でちょっぴり辛い「チーズタッカルビ」(1人前1280円、写真は2人前)がぴったり、ビールにも合う

フードは、OLも意識して女性に人気のある「チーズダッカルビ」や「ジンギスカン」、ボリュームたっぷりの「熟成牛サーロイン250g塊ステーキ」など肉料理が充実。もちろん、枝豆やポテト、フライドチキン、海鮮塩焼きそばなどビアガーデン定番メニューもずらり。会場では不定期で音楽ライブも開催され、今夏もサラリーマンのオアシスとして重宝されそうだ。期間は5月9日から9月22日。

『サントリー屋上ビアガーデン』

期間:2018年5月9日(水)〜9月22日(土)
※5・9月は日祝休、雨天時休
会場:大阪市北区堂島浜2-1-40 サントリービル屋上
電話:06-6345-3948(直通)

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