落合氏「イチローは動きが小さくなった」

2018.5.24 16:00

5月23日放送の『戦え!スポーツ内閣』(毎日放送)にゲスト出演した落合博満氏

(写真1枚)

武井壮、小杉竜一がMCをつとめる毎日放送『戦え!スポーツ内閣』。その5月23日放送回に、プロ野球界のレジェンド・落合博満氏がゲストで登場。マリナーズのイチロー外野手について語った。

日本球界だけでなく、メジャーでも数々の偉業を成し遂げたマリナーズのイチロー外野手。今年44歳となるが、シーズン途中の5月、会長付特別補佐への就任が球団から発表され、選手として今季の残り試合は出場しないことが決まった。

この日の放送内で、イチローにも衰えがあるのか?という質問に対し、落合氏は「現役としてダメなのかと言うと、そろそろ近くなって来たなというのは、3、4年くらい前かな。えらいバッティングが、動きが小さくなっちゃった」と言及。

そして、「衰えというよりも、年とともに一生懸命ボールを見なきゃいけないと、だんだん、動きが小さくなってくるの。目を細めて一生懸命見ようとすると、バッティングというのは回転運動なんで、いびつな回転になる。それを打とう、打とうとするから、振れ幅が小さくなってくる。これは、長いこと(現役を)やった人でないと気づかない」と語り、自らの経験として「一生懸命、あそこが違う、ここも直さなきゃいけないな、と。これが一番悪いやり方だったと、辞めてから分かった」とも。

また、日本ハム入団前から二刀流に賛成していた落合氏は、現在メジャーで活躍するエンジェルスの大谷翔平選手について、「成功ですよ。みなさんは数字を追いかけるんでしょ? 俺なんて、数字関係ないと思ってるもん。この存在があればいいじゃない。本人がハツラツと野球やってる。いい顔してる」と目を細めた。

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