W杯の機運高める、生野でラグビーフェス

2018.6.12 16:00

NTTドコモレッドハリケーンズの社会人選手たちによるラグビークリニックで一生懸命指導を受ける子どもたち(10日・大阪市内)

(写真3枚)

『ラグビーワールドカップ2019』の機運を高める『生野区ラグビーフェスタ2018』が10日、「勝山高等学校」(大阪市生野区)グラウンドで初開催。小学校から高校生の選手たちがNTTドコモレッドハリケーンズの選手や生野にちなんだ芸人らとともにラグビーを楽しんだ。

今回、集まったのはラグビーが盛んな生野区の勝山高等学校。地域のラグビースクールや同区内中学校ラグビー部、隣町からは東成区のラグビースクールのメンバーも訪れ、盛大なイベントとなった。山口照美・生野区長は「子どもたちの頑張っている姿はとても微笑ましいし、エネルギーを感じる。このイベントでラグビーW杯への機運を高めたい」と挨拶。

普段から小中学生向けのスクール開催をしているレッドハリケーンズの選手たちは、手足の細かい使い方やチーム対抗のゲームなど各年齢の選手たちに合わせた指導をおこない、子どもたちも真剣な表情で練習に取り組んだ。

後方左から、NTTドコモレッドハリケーンズの才口悠太選手と吉田伸介選手、芸人・松永真也、生野区住みます芸人・田津原理音、芸人・ぼんちきよし。前列は、開会式の国歌斉唱を歌った東生野中学校校合唱部の女子学生たち(10日・大阪市内)

そして、元帝京大学ラグビー部で、NSC41期生の松永真也らも子どもたちに指導。元気な声と笑顔での指導に子どもたちもやる気に満ちた表情に。試合が始まると観戦に来た女性陣からも大きな声援が贈られ、会場も熱く盛り上がっていた。ラグビーワールドカップ開催まで約1年3カ月、確実に機運は高まったようだ。

取材・文・写真/岡田由佳子

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本