元ルフィ役の永田崇人、宝塚の舞台で勝負

2018.6.21 07:00

宝塚歌劇を観たことがないという永田崇人。「ぜひレビューをナマで観て参考にしたい」と話す

(写真3枚)

戦後の宝塚歌劇団に実在した「男子部」を舞台に、個性豊かな若者たちが夢に向かって切磋琢磨する『宝塚BOYS』が、8月から全国4カ所で上演。本舞台に挑戦する俳優・永田崇人と元花組トップスターの愛華みれが18日、大阪で会見をおこなった。

2007年の初演以来、浦井健治、吉野圭吾など現ミュージカル界の第一線で活躍する俳優が出演し、再演のたびに注目を集めてきた本作。2チーム制となる今回、永田は歴代で最も若いキャストによる「team SKY」で舞台に挑む。

デビュー当時、『東京ワンピースタワー』のライブアトラクションで主人公・ルフィ役を務めていた永田。「当時、俳優を目指して上京したのに、声を出してはいけないショーに出続けて、悔しさも感じました」と、表舞台に立てない「男子部」と自身のかつての姿をだぶらせた。

「宝塚にいそうなお顔立ちでしょう」と記者に問いかける愛華
「宝塚にいそうなお顔立ちでしょう」と記者に問いかける愛華

愛華から、「宝塚にいそうなお顔立ち!」と言われるほど、クールな雰囲気の美形である永田だが、胸の内は熱く、「この作品を映像で観たとき、画面越しに汗のにおいまで伝わってくるような熱気と、『青春』を感じました。自分のなかで節目だと感じている25歳の今、チャレンジ精神で勝負しなければと思います。生半可な気持ちでやってはいけない」と語気を強める。

演出の鈴木裕美が、俳優の持ち味も踏まえて役柄を決めるといい、まだキャストをシャッフルしながら本読みを終えた段階。永田は、「一番フィットするキャスティングを考えてくださるはずです。チーム内で仲を深め、何でも言い合える関係をつくることが、いい舞台につながると思うので、そこも徹していきたい」と意気込む。大阪公演は「サンケイホールブリーゼ」(大阪市北区)にて8月31日から。チケットは一般8800円ほか、6月23日に発売。

取材・文/小野寺亜紀

『宝塚BOYS』

日程:2018年8月31日(金)~9月2日(日)
会場:サンケイホールブリーゼ(大阪市北区梅田2-4-9)
料金:一般8800円、25歳以下5000円(全席指定)
電話:06-6341-8888
チケットは、2018年6月23日(土)発売

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