西尾維新の大規模展、ファイナルは京都

2018.6.29 22:00

『西尾維新大辞展〜京都篇〜』© 西尾維新/講談社

(写真1枚)

「京都の二十歳」として作家デビューし、昨年作家業15周年をむかえた小説家・西尾維新(にしお・いしん)。東京、大阪、岡山、名古屋、福岡と巡回してきた体験型展覧会『西尾維新大辞展』が、7月7日からの「京都文化博物館」(京都市中京区)にてファイナルをむかえる。

ミステリー小説『クビキリサイクル』で、公募文学新人賞の第23回メフィスト賞を受賞し、作家デビュー。同作の主人公が語り手となる戯言シリーズのほか、<物語>シリーズ、忘却探偵シリーズなど、さまざまな作品を世に生み出し、若年層から圧倒的な支持を獲得。アニメ化も多数で、2015年には新垣結衣主演で『掟上今日子の備忘録』が実写ドラマ化され、話題となった。

本展では、「あ」から「わ」までの索引展示で西尾作品の魅力を紹介。合計100冊を超える作品の制作秘話や、アニメや漫画、ドラマ化された作品のなかから西尾自身がコメントを寄せる名場面展示、個性的なキャラクターたちが繰り出す決め台詞、体験型シアター「MONOGATARI DROPS」など、五感で楽しむことができる。

これまでの会場でファン必須だったのが、豪華声優陣がナレーションするキャラクター音声ガイド。西尾が脚本を書き下ろし、神谷浩史×坂本真綾(<物語>シリーズ)らが出演。3種から選ぶことができる(1台700円)。

ほか、声優・梶裕貴と悠木碧が登場する『クビキリサイクル』のトークイベント(7月22日/抽選権付きチケットの販売は7月1日まで)や、「ろうじ店舗」でのコラボカフェ、スタンプラリー、京都展オリジナルグッズなど、ファイナルにふさわしい内容に。チケットは前売券が一般・大学生1100円(高校生600円、中学生400円)など。

『西尾維新大辞展 〜京都篇〜』

期間:2018年7月7日(土)〜9月17日(祝・月)
時間:10:00〜18:00(金曜は〜19:30、入場は閉室の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)※7/16.17.9/16は開館
会場:京都文化博物館 4階展示室(京都市中京区三条高倉)
料金:前売一般・大学生1100円、高校生600円、中学生400円、当日一般・大学生1400円、高校生700円、中学生500円

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