難波の行列高級食パン店、梅田に2号店

2018.6.29 14:00

販売する食パンは2斤サイズと28mmの1枚(259円〜)。本店では日替わりパンも販売している

(写真8枚)

2017年11月からわずか半年で瞬く間に行列店となった「高級食パン専門店 嵜本」(大阪市中央区)。その2号店が梅田・茶屋町に6月29日オープンし、初日から多くの人が列を作った。

大阪・難波の本店は、常に100人以上が並び1時間待ちも当たり前。お目当ては、卵や牛乳を使わない小麦の風味を最大限に活かした「極美ナチュラル食パン」(2斤サイズ900円)、生クリームやバターをたっぷり使用した生食向けの「極生ミルクバター食パン」(2斤サイズ950円)の2種類の食パンだ。こちらは、28mmの1枚サイズも販売し、男性が手土産に大量購入することもあるという。

28mmの1枚(280円〜)。こちらはジャムとセットでプレゼントにする人も多いそう
28mmの1枚(280円〜)。こちらはジャムとセットでプレゼントにする人も多いそう

手掛けるのは人気チーズタルト専門店「PABLO(パブロ)」のオーナー嵜本将光さん。パンが大好きな愛娘のために、毎日安心して食べられるパンを考えたのがきっかけだったとのこと。構想から約2年をかけて完成した食パンは、どちらも食材をひとつずつ厳選し、自然の風味を活かすため、賞味期限は常温で2日。冷凍しても約2週間となる。

ヒットのきっかけは、本店に併設するカフェ「&jam(アンドジャム)」の「カスタマイズトースト」。分厚い28mmパンを、生のままか、トーストか、手作りジャム16種とバターからチョイスでき、シンプルながらも食欲をそそるビジュアルがインスタグラムを通じて、海外の観光客も訪れるほど人気に。そこから食パンそのものの存在が広まり、リピーターへとつながったのだそう。

フランボワーズとピスタチオのトースト。コーヒーとのペアリングも楽しめる

新店舗にイートインはないが、ジャムやバターを選べるトースト(280円~。ジャム2種と極美で400円)のテイクアウトメニューを販売。また、それぞれのパンに合わせたサイフォンコーヒーも開発し、ドリンクメニューも楽しめる。初日に開店1時間前から並んでいた枚方市30代の女性は「友だちからおいしいと噂を聞いて、初めて来ました。どちらの食パンを買おうか悩んでいます」と、梅田での登場を喜んでいた。営業時間は午前11時から午後6時まで、売り切れ次第閉店となる。

「高級食パン専門店 嵜本 大阪梅田茶屋町店」

2018年6月29日(金)オープン
住所:大阪市北区茶屋町13ー3
営業:11:00〜18:00・不定休
電話:06-6147-5515

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本