滋賀出身の乾選手、県民スポーツ大賞に

2018.7.20 06:00

滋賀県民スポーツ大賞「特別賞」を受賞したサッカー・乾貴士選手(左)と三日月大造知事(19日・滋賀県庁)

(写真2枚)

『2018 FIFAワールドカップ ロシア』で活躍したサッカー日本代表の乾貴士選手に、滋賀県がその功績を讃えて滋賀県民スポーツ大賞「特別賞」を授与。19日、滋賀県庁を表敬訪問した乾選手に三日月知事から賞状と記念品が贈られた。

乾選手は、滋賀県近江八幡市出身。全国高校サッカー選手権大会にも出場した野洲高校時代は、華麗なパス&ドリブルサッカーで全国のサッカーファンを驚かせ、「セクシーフットボール」と一躍注目を集めた。

2007年に横浜F・マリノスに入団し、その後、セレッソ大阪に移籍。同い年のチームメイトだった香川真司選手と息の合ったプレーを披露し、ゴールを量産。当時J2だったチームのJ1昇格の原動力となった。

その後、海外移籍を果たし、ドイツ・VfLボーフム、ドイツ・フランクフルト、スペイン・SDエイバルを経て、2018年6月1日にはスペインのベティスと3年契約を締結。先のロシアワールドカップでは、FIFAが選ぶ「ブレイクスター5選手(驚きの活躍をした5人)」にも選出された。

近江米1年分が贈られ、「白米は大好き。スペインでも食べたいですね」と乾貴士選手(19日・滋賀県庁)

乾選手は今回の受賞について、「このような偉大な賞をいただいて本当に光栄です。今後も滋賀県のことを盛り上げられるよう頑張っていきたいです」とコメント。そして、子どもたちに向けて、「楽しくサッカーをやってもらいたいと思います。まずはプロの僕たちが楽しくサッカーをすることで、プロを目指してくれる子どもが増えてくれればと思います」と語った。乾選手には、賞状のほか、記念品の「信楽焼」と「近江米」1年分(60kg)が進呈された。

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