凰稀かなめ「元男役だから選ばれたかな」

2018.7.25 08:00

『銀河鉄道999 』の舞台でエメラルダスを演じる凰稀かなめ

(写真9枚)

連載開始から40周年を記念した舞台『銀河鉄道999 ~GALAXY OPERA~』が、7月25日から大阪公演をスタート。元宝塚トップの凰稀かなめと主演の中川晃教が会見をおこない、見どころを話した。

凰稀かなめが演じるのは、星野鉄郎(中川)が憧れる宇宙海賊のひとり、クイーン・エメラルダス。その存在は知らなかったというが、「立ち回りもあって、かっこいい女性。宝塚の男役をやっていたから選ばれたのかなって」と想像する。

アニメについては、「すごい小さい頃に再放送でしか見たことなくて、鉄郎とメーテルが電車に乗って旅をしてることしか覚えてない・・・。でも初めてのミュージカル化で、ぜひやらせていただきたいなと思った」という。

役作りについては、「エメラルダスはその姿を見た者は死ぬと言われるくらい冷酷な女性。なので、仲間であるキャプテン・ハーロック(平方元基)や大山トチロー(入野自由)とは会話はしてたんですが、それ以外の人とは会話をしないように、中川くんともあまりしゃべらないようにしてたんですよ。でも公演中、私はずっと袖で見てるんですね。中川くんがどういう行動を起こすのか、鉄郎がどういう風に成長しているのか、普段から見て役作りに活かしてる」とそのこだわりを明かした。

左から凰稀かなめ、中川晃教。同じ年ということもあり、2人は仲が良い
左から凰稀かなめ、中川晃教。同じ年ということもあり、2人は仲が良い

その中川との共演は、「私は宝塚を3年前に辞めて、まだ外の世界では3年生。この世界では大先輩ですし、ミュージカル界のスターさん。舞台人として尊敬する俳優さんなので、ご一緒できてすごいうれしかったです」と喜ぶ。本作について、「正直、SFって舞台化が難しい。でも今は映像とかが進化して、列車が宇宙に浮いてるような演出も新しいし、客席から見てて劇場全体が宇宙空間に見えるのは素適」とその魅力を話した。舞台は7月25日から29日まで「梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ」(大阪市北区)にて。チケットは11500円で発売中。

『銀河鉄道999 ~GALAXY OPERA~』

日程:2018年7月25日(水)〜29日(日)
会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(大阪市北区茶屋町19-1)
料金:11500円(全席指定・特典付)
電話:03-5774-3030

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