大阪ニュートラム、学生制作の新車両

2018.7.28 06:00

2016年に200系車両を導入。豊富なカラーバリエーションの最新は学生がデザイン

(写真6枚)

2016年以降、積極的にカラーバリエーションを採用しているニュートラム200系車両。その新デザインの発表が7月27日、「Osaka Metro」(大阪市高速電気軌道)の「南港検車場」(大阪市住之江区)でおこなわれた。

今回、住之江・南港エリアをさらに盛り上げようと地元エリアのデザイン関連学校にデザインを募集。選考の結果、最優秀賞として2つのデザインが採用され、この日、車両の発表とともに受賞者へのプレゼント贈与がおこなわれた。

受賞したのは共に「上田学園 大阪総合デザイン専門学校」の生徒らの作品。そのひとり・三宅唯奈さんは、子どものイラストをメインに「南港に羽ばたく子供たちと四季折々の景色」をテーマに、また5人チームの「えぶりでぃ」は、ブルーを基調に「自然キラキラ、みんなワクワク」をテーマにデザインしたものが採用された。

前列左から、最優秀賞を受賞した「上田学園 大阪総合デザイン専門学校」の三宅唯奈さんやチーム「えぶりでぃ」のメンバーら
前列左から、最優秀賞を受賞した「上田学園 大阪総合デザイン専門学校」の三宅唯奈さんやチーム「えぶりでぃ」のメンバーら

それぞれ車両のイラストが描かれたパネルを受け取った生徒ら。三宅さんは、「自分のデザインが車両になるなんて、とてもうれしいし、信じられない。走ったら必ず乗りに来ます」と喜んだ。なお、ブルーのチーム「えぶりでぃ」の車両は7月28日から、ピンクの三宅さんの車両は8月から運行予定。同路線では、このほかにも7色以上のニュートラムが走っている。

取材・文・写真/谷知之

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