ミシュラン店、ホテル和食を本気で監修

2018.8.3 11:00

左からホテルの坂本修二料理長、高木一雄氏

(写真2枚)

ミシュラン2つ星を8年連続で獲得している「京料理 たか木」(兵庫県芦屋市)の高木一雄氏が、ホテル「ヒルトン大阪」(大阪市北区)に8月3日オープンする日本料理を監修。街場のお店らしさを活かしたメニュー展開をおこなっていくという。

同ホテルは2階のレストランをすべてリニューアルし、懐石・鮨、鉄板焼き、グリル&ワイン、オールデイダイニングの4店を同日オープン。今回は、日本にとどまらず、ヨーロッパ、アジア、中東からもプロデュースなどのオファーを受ける高木氏が、そのうちのひとつ「川梅」の懐石料理を手掛ける。

彼が抜擢された理由については「これまでのホテルにはない、新しいことに挑戦したかった」と広報担当者は説明し、「芦屋の店と変わらない姿勢で向き合いたいと思っています。お客の数が10人であっても100人であっても、ひとつずつ丁寧に作る気持ちを大事にできれば」と高木シェフ。そのため、店がオープンするまでは、自身のお店で料理人が修業したのだとか。

お昼は2段のお弁当、先付、造り、温の物、ご飯、赤だし、デザートなどが付く
お昼は2段のお弁当、先付、造り、温の物、ご飯、赤だし、デザートなどが付く

「街場のお店がおこなう努力をホテルでもおこなっていきたい」と、市場と連動して、より良い食材を入手できる仕組みを作り、器もひとつずつ厳選。献立はホテルの料理長と協力し、レシピなどはすべて伝え、例えばお弁当の田楽などは、2つ星である本店と同じものがいただける。ランチは5500円~、ディナー12000円~。

ヒルトン大阪「川梅」

2018年8月3日(金)オープン
住所:大阪市北区梅田1-8-8 2F
営業:11: 30〜14:30、17:30〜21:30
電話:06-6347-7111

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本