京都・祇園の料亭が、富裕層向けの宿に

2018.8.13 12:05

元料亭の魅力はそのままにリノベーション(外観イメージ)

(写真4枚)

京都・祇園で100年もの歴史を刻んだ数寄屋建築が、ラグジュアリーホテル「そわか」(京都市東山区)として11月23日に開業する。

京都で料理旅館などを展開する「畑中」(本社:京都市中京区)が運営し、「八坂神社」から徒歩3分に位置する同ホテル。老舗料亭として利用されてきた本館に10室と離れ1室が設けられ、来春には新館12室とレストランのオープンを予定する。

モダンなラウンジ(イメージ)
モダンなラウンジ(イメージ)

改装を担当したのは、京都の伝統的な町家の改修実績も豊富な「魚谷繁礼建築研究所」。1室ずつ異なるしつらえとなり、本館は欄間や小窓などの伝統的な意匠を活かしてリノベーション。新館ではさまざまな工夫を凝らし、町家のような細長い部屋があったり、畳敷きの小部屋があったり現代ならではの数寄を追究するという。

本館の客室は、欄間などもそのまま活かしたしつらえに
本館の客室は、欄間などもそのまま活かしたしつらえに

10年連続でミシュランを獲得する日本料理店「ラ・ボンバンス」(東京都港区)がレストランを手掛け、京都の食材を活かし革新的な料理をモーニングからディナーまで展開予定。同社は国内外の富裕層をターゲットとし、京都らしさとスタイリッシュさを併せ持った空間になるとのこと。本館の宿泊料金は1室30000円~、2019年3月25日のグランドオープンまで特別宿泊プランを設ける。

「そわか(SOWAKA)」

住所:京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル清井町480
電話:075-541-5323

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