新歌舞伎座跡地にホテル、来年12月開業

2018.9.5 06:00

「新歌舞伎座」跡地に2019年12月に開業する「ホテルロイヤルクラシック大阪」(イメージ)

(写真3枚)

2009年に閉館した大阪・ミナミの「新歌舞伎座」(大阪・御堂筋沿い)。その跡地に、都市型ホテル「ホテルロイヤルクラシック大阪」が2019年12月に開業することが決まった。

歌舞伎をしない歌舞伎座として有名だった同劇場は、2009年6月に老朽化などにより惜しまれつつ閉館。その後、2016年4月に、冠婚葬祭大手「ベルコ」(本社:兵庫県西宮市)による都市型ホテルの建設が発表されたが、跡地には長期間にわたり工事用パネルが覆われたままで、その動向は近隣の住人や観光客からも関心を集めていた。

地下1階から地上19階の20フロアで構成される新ホテルの設計は、「新国立競技場」や「朝日放送新社屋」を手掛けた建築家・隈研吾氏が担当。「新歌舞伎座」のアイコンとも言える屋根の一部を保存するなど、長く親しまれてきた「ミナミの顔」の意匠を継承した外観が特徴となるという。

計150の客室のほか、11階にはラウンジ、レストランがスタンバイ。また、ブライダルにも対応すべく2つのチャペル、5つのバンケット、フォトスタジオ、ブライダルサロンも予定されている。大阪メトロ・御堂筋線「なんば駅」直結。

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