落語協会の新会長、災難は前会長の祟り?

2018.9.16 10:00

左から鏡開きをおこなった桂米團治、笑福亭仁智ら

(写真4枚)

12周年を迎えた大阪の寄席「天満天神繁昌亭」(大阪市)で9月15日、記念式典が開催。上方落語協会会長の笑福亭仁智と副会長の桂米團治らが出席し、鏡開きや振る舞い酒などがおこなわれた。

2003年から8期にわたって会長を務めてきた桂文枝が任期満了で勇退。それに伴い、今年4月の会長選挙で7代目の新会長に選ばれた仁智は、「6月から会長になりましたが、半ばには大阪府北部地震が起こって、繁昌亭が初めて休館になりました。7月の豪雨では楽屋が水漏れ、9月の台風でも休館と、これは前会長の祟りではないか・・・」とジョークを交えて挨拶した。

8月末には開場以来、来場者数が160万人を超えたことを報告し、「今日から13年目のスタート、気持ちを入れ替えてがんばりたい。これから20年、30年と続けられるよう、末永くよろしくお願いします」とアピールした。

取材・文・写真/岩本和子

「天満天神繁昌亭」

住所:大阪市北区天神橋2-1-34

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