ハイロー愛されトリオ「欠点あるから共感」

2018.10.4 19:00
(写真7枚)

EXILE TRIBE出演の総合エンタテインメント・プロジェクト『HiGH&LOW』(以下、ハイロー)から、この度新たなスピンオフ映画が完成。これまで、男たちの闘いと友情を描き、ダイナミックなアクション映像で男女問わず熱い支持を獲得してきたシリーズだが、今作は打って変わって「喧嘩0・笑い80・涙20」のハートウォーミングな純情ムービーに。「かなり味をしめてますね」とニヤリと笑う、今作の映画『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』の主人公、DTCを演じた三代目J Soul Brothersの山下健二郎、劇団EXILEの佐藤寛太、EXILE/FANTASTICSの佐藤大樹に話を訊いた。

「この3人だからなんとかなるっていう安心感がある」

──「全員主役」というキャッチコピーで、ドラマ2シーズン、映画4作で登場人物が100人を超えるハイローのなかで、ムードメーカー的存在のダン(山下)・テッツ(寛太)、チハル(大樹)によるDTCがメインの最新作です。自分たちが主役となったことについては、いかがですか?

山下「個性的な登場人物がバンバン活躍するなかで、僕ら3人はDTCとしてラジオドラマや、Huluでショートコメディの配信をやらせてもらって、今回映画ができて、『あ、これやな』って。3人でいつか映画がやりたいってずっと言っていたので、言い続けたら叶うんやなって思いましたね」

大樹「今まで俳優としてやってきたなかでも、こんなに出演シーンが多い作品はないし、きっとハイローシリーズのなかでも1番セリフを喋ってる。いろんな人に見てもらいたいですし、今までハイローが好きだった人もそうじゃない人も、誰でも見れる作品になったんじゃないかな」

山下「脚本、監督のノリ(平沼紀久)さんに『ハイローの世界観は大事にしつつ、キャラクター名、地名はなるべくなくしたほうがいいんじゃないか』とお願いしたんです。なので、初めてハイローを見る人にも今回の作品は伝わりやすいと思います」

──これまでも喧嘩三昧、ド派手なアクションやシリアス展開が続くハイローのなかで、3人の登場シーンはコントのような軽妙なやりとりが多くて、視聴者がホッと一息つける貴重な役割を担っていましたよね。今回はアクション0で会話がメインということで、セリフ量も半端なかったと思うんですが、3人のテンポが良くて聞いてて気持ちよかったです。3年で培ったあうんの呼吸というものでしょうか?

山下「基本的にはこのシーンはこういうテンションでいこうって固めて、リハーサルをかなり重ねました。でも、元々3人でプライベートでご飯に行ったり、空き時間もずっと喋ってたりしたんで、そのテンションをそのまま持っていったってゆうのも強いですね」

──アドリブが多いと思っていましたが、あの軽快な掛け合いも計算し尽くされているんですね。

寛太「毎回撮影時間がわりとタイトで。Huluのときは3日で11話撮ったんですよ(笑)」

山下「あれはきつかったけど、そのおかげで台本を覚えるスピードが3人ともめちゃくちゃ早くなったよな。イベントのときも打ち合わせの台本とか前日に渡されたりするんです。でも、出来ちゃうんですよね〜(笑)。ほかの作品だったらたぶん無理なんですけど、この3人だから掛け合いのタイミングとか、セリフが飛んだとしても誰かが何かしらフォローしてくれるという安心感があるんです」

DTCそのままの雰囲気で、インタビューに答える3人(左から佐藤寛太、山下健二郎、佐藤大樹)
DTCそのままの雰囲気で、インタビューに答える3人(左から佐藤寛太、山下健二郎、佐藤大樹)

映画『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』

2018年9月28日(金)より3週間限定で公開中
企画プロデュース:EXILE HIRO
監督:平沼紀久
出演:山下健二郎、佐藤寛太、佐藤大樹/笛木優子/駿河太郎/新井美羽
配給:松竹
©2018「HiGH&LOW」製作委員会

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