京都駅に食の売場、人気店の新業態に注目

2018.10.9 17:00

「京菓子司 俵屋吉富」、「鶴屋吉信」などの老舗から、「京ばあむ」「グランマーブル」などがそろう

(写真5枚)

京都駅ビル専門店街「The CUBE」や土産店を展開する「京都駅観光デパート」(本社:京都市南区)が、新しい食の売場「京名菓・名彩処・亰(みやこ)」をJR京都駅に10月11日オープン。京都の名店による手土産や弁当などが販売され、新業態の店舗にも注目だ。

「ホンモノの京都にこだわった食の発信」をテーマに、和菓子・洋菓子・漬物・惣菜・弁当・酒などの専門店32店舗が集結する同ショップ。場所はJR京都駅西口2階南北自由通路で、目の前が改札という好立地。「京都産の食材、京都限定の商品などがそろっています。観光客だけでなく、通勤・通学などに利用される場所ですので、普段遣いしていただけることを目指します」と担当者。

ほかにはない店舗がそろい、漬物で有名な「西利」による発酵麹に焦点を当てた「酵房西利」、飲食店を多数展開する「治元」によるのり弁専門店「とと和くら」、チョコレート専門店「ダリケー」の出来たてチョコドリンク店「ジ・オブローマ990」は、いずれも初登場となる新業態だ。

乳酸発酵甘麹 AMACO。写真はニンジン300円、ほかにプレーン、いちご、みかん、ゆずがラインアップ
乳酸発酵甘麹 AMACO。写真はニンジン300円、ほかにプレーン、いちご、みかん、ゆずがラインアップ

どの店舗も基本は販売のみとなるが、その場で楽しめるメニューもあり、「酵房西利」では甘酒を乳酸菌で発酵させた新ドリンク「乳酸発酵甘麹 AMACO」(250円~)。生麩餅で人気の「京菓子司 三昇堂小倉」は、その生麩餅をワッフル状に焼いた「生麩ワッフル」(324円)を販売。こちらは、熱々もちもちを楽しむために賞味期限はたった30分だそう。

京都駅西口改札の目の前に位置する
京都駅西口改札の目の前に位置する

営業時間は午前8時半から午後9時まで(一部店舗は午前7時から)。また同日にJR京都駅中央口1階に「お土産小路 京小町」もオープンし、こちらでも土産売場として、和菓子、洋菓子、漬物、和雑貨などを販売する。

「京名菓・名彩処・亰」

2018年10月11日(木)オープン
住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
営業:8:30~21:00(一部店舗は7:00〜)

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