すっちー「貧困なくす、新喜劇若手にも」

2018.10.11 22:15

左から会見に参加したすっちー、外務省の鈴木秀生さん、桂文枝、西川きよし、国連の根本かおるさん、川畑泰史

(写真2枚)

『京都国際映画祭2018』のオープニングセレモニーが10月11日、「西本願寺」(京都市)で開催。「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに掲げる同祭典で、国連や外務省のスタッフを従え、吉本新喜劇のすっちーと川畑泰史らが挨拶をした。

国連の掲げる、飢餓をゼロに、質の高い教育を、といった世界共通の目標「SDGs(エスディージーズ)」。昨年より吉本新喜劇は、そのなか17個の目標をネタに盛り込んだ舞台を上演している。すっちーは、「目標の1番目・貧困をなくそう、それをなんとか新喜劇のなかに浸透させて、若手がバイトせんでもやっていけるように。世界はもちろん、新喜劇のなかでもSDGsを広げていきたい」と熱く語った。

桂文枝や西川きよしに向け、力強くメッセージを投げかけたすっち−
桂文枝や西川きよしに向け、力強くメッセージを投げかけたすっち−

国連広報センターの根本かおるさんは、「お笑いを通じてSDGsを発信するのは世界でも新機軸。日本発で世界にもっと発信できれば。それを国連がお手伝いしたい」と応援。期間中は、「よしもと祇園花月」(京都市東山区)をはじめ、京都市内5カ所で関連イベントが開催される。詳細は公式サイトにて。

『京都国際映画祭2018』

日程:2018年10月11日(木)〜14日(日)

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