11カ国語対応、国際派目指す京都宿

2018.10.30 06:00

さまざまな言語に対応できるスタッフ、右から3番目が蓑部さん

(写真7枚)

阪急烏丸駅・地下鉄四条駅近くに宿泊施設「WeBase京都(ウィーベース)」(京都市下京区)が10月27日にオープン。日本語を含む約11カ国語に対応し、世界各国から予約が入っているという。

インバウンドに向けてインターナショナルな宿を追究し、幅広いニーズに対応するコミュニティホステル「ウィーベース」。2016年に鎌倉、2017年に博多、そして今年12月には高松にもオープン予定で、世界の観光客に向けて対応できるようスタッフを揃え、同施設でも日本語、広東語、台湾語、イタリア語、スペイン語、アラビア語などにも対応。

支配人をつとめる蓑部亜季子さんは、世界の秘境ツアーのガイドを務め、10年間で約150カ国を巡った経歴の持ち主。「お祈り用じゅうたんなども用意し、さまざまな宗教に対してお応えできるサービスを提供していきたい」と話す。これまでの系列施設の旅行サイトやSNSでの評判から、すでにベネズエラ、インドネシア、ルーマニアなどから予約が入っており、特に南米が多いそう。

ドミトリールームは女性専用と男女混合の2種
ドミトリールームは女性専用と男女混合の2種

女性専用フロアには、72名用の巨大ドミトリーがあり、美顔器や高級ドライヤー、アメニティなどを揃えたパウダールームも併設。女性のビジネス利用や、女子グループにとって利便性の高い宿泊施設を目指したというのもポイントだ。

船旅の守り神である猫をモチーフにししたアート作品「SHIP'S CAT」。各施設で異なり、こちらは京都をイメージして和紙作家とコラボ
船旅の守り神である猫をモチーフにししたアート作品「SHIP’S CAT」。各施設で異なり、こちらは京都をイメージして和紙作家とコラボ

ほかにも男女混合のドミトリー(3040円〜)、2人用ルーム(ダブルベッドか二段ベッド)もそろい、グループ利用に向けて一部はコネクティングルームに。1階には現代美術作家・ヤノベケンジと和紙作家・堀木エリ子のコラボ作品がディスプレーされ、朝食には京都に10月オープンしたばかりの、フランスの人気ベーカリー「リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー」のパンをいただけるのも魅力だ。

「WeBASE京都」

2018年10月27日(土)オープン
住所:京都市下京区岩戸山町436-1
電話:075-353-7555

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