ダンスと持ち前の明るさを武器に舞台やショーで活躍する、ジャニーズ歴２０年の異色グループ・ふぉ〜ゆ〜。彼ら４人が主役の新感覚エンタテインメントショー『ＥＮＴＡ！ ４Ｕ.Ｚｅｐｐｉｎ ｄｅ ＳＨＯＷ』が、１２月から開催される。

これまでＫｉｎＫｉ Ｋｉｄｓやタッキー＆翼のバックや、堂本光一の舞台『Ｅｎｄｌｅｓｓ ＳＨＯＣＫ』に毎年出演するなど、先輩からの信頼も厚いふぉ〜ゆ〜。今回の舞台では、長い下積みで培ったダンスや歌はもちろん、コントやトークなど盛りだくさんの要素を詰め込み、ライブ感をより引き立たせるため、カメラ４台を使って２４７インチの大型ＬＥＤに４人を全編映し続けて、「アイドルなのに良いの？！」と心配になるような裏側まで見せてくれるという。

「僕たちの舞台はこれまで芝居モノが多く、映像を使ってみたいという話はあったんですけど、予算の問題などで叶わなくて（笑）。今回できることになって『せっかくだからおもしろいものを見せたいし、ステージ裏も映しちゃえ！』という感じで。なので、早着替えしているところや、楽屋とかも見られると思います。裏も全部エンタテインメントとして楽しんでもらいたいです」（福田）

また、毎公演で替わるゲストとのトークも見どころのひとつ。大阪公演にはＹｏｕＴｕｂｅｒとして今年デビューしたカジサック（キングコング梶原・１５日昼）、お笑いコンビ・トット（１５日夜）、マルチに活躍するペナルティのヒデ（１６日昼）が登場し、グループがステップアップするための秘訣をゲストから聞き出したり、即興で大喜利をしたり、一緒に歌ったり･･･と４人がさまざまなことに挑戦するという。

「お笑いの第一線で活躍されている方々ばかりなので、僕たちがどれだけ食らいついていけるか。２０１９年、ふぉ〜ゆ〜がテレビに進出できるのかどうかがかかってくるんじゃないかなと思っています。大喜利は本当に難しいけど楽しいし、その場の空気で答えも変わってくると思うので楽しみ。先輩の堂本剛くんが『小喜利の私』という独演会をいつもやってらっしゃるので、そろそろ本気で弟子入りしようかな（笑）」（辰巳）

昨秋、全員が３０歳のタイミングでジャニーズＪｒ.から卒業。ふぉ〜ゆ〜としてＣＤデビューこそしていないが、今年は４人主役の舞台が３作品、また個々の活動を含めると、１年間舞台に出続けるなど活躍。最近では自虐ネタとしてジャニーズでの苦労話を明かすなどバラエティー番組への出演も多く、ジャニーズの異端児として着実にファンを増やしている。そんなタイミングで開催される今回の舞台には全員が並々ならぬ思いで挑む。

「ふぉ〜ゆ〜にとって、きっとターニングポイントになる作品になるんだろうなと思うので、その瞬間を目の当たりにしてもらいたいです」（福田）

「いつもならＫｉｎＫｉさんのバックなどで大阪に来ることが多いんですけど、今回はふぉ〜ゆ〜が主演で年末までやらせてもらえる幸せを噛み締めています。お客さんと一体になれるおもしろい作品になると思うので、僕たちと一緒に嫌なことを忘れて楽しみましょう」（越岡）

「タイトル通り『絶品』と言わせる準備が僕たちはもうできてます。･･･まだ稽古はじまってないんですけど（笑）。笑って楽しくやりたいと思います。関ジャニ∞やジャニーズＷＥＳＴみたいにおもしろいジャニーズはいっぱいいますが、大阪に東京の笑いを持ち込んでいきたい！」（松崎）

「自分たちがジャニーズだという自覚と、ジャニーズで生きていくために、ふぉ〜ゆ〜は新しいステージに行くんだという覚悟を持って、今回のショーに臨みたいですね。またＺｅｐｐという場所でやるので、みなさんと距離の近いライブ感のあるショーになったらいいなと思います」（辰巳）

大阪公演は「Ｚｅｐｐ Ｎａｍｂａ ＯＳＡＫＡ」（大阪市浪速区）で、１２月１５日（１３時〜／１８時〜）・１６日（１３時〜）の３公演開催（ほか、東京・名古屋公演あり）。チケットは８０００円（各プレイガイドで発売中）。