滋賀のメタセコイア並木、本当の見頃は!?

2018.11.24 20:00

紅葉の時期のメタセコイア並木。この景色目当てに多くの人が訪れる

(写真2枚)

滋賀県高島市の美景スポット「メタセコイア並木」。全長2.4kmにわたって約500本が並ぶさまは、特に紅葉の時期が評判。例年は11月下旬が見頃とされ、観光客で賑わいはじめている。

この場所が注目されはじめたのは約10年前。韓国ドラマ『冬のソナタ』のワンシーンによく似ている、とクチコミで拡散。その後、メタセコイア並木を、引っ越しトラックが駆け抜けるCMがあまりにも素晴らしいと話題になって以来、SNSの影響もあり、並木道の駐車場に指定されている隣の観光施設「マキノピックランド」が大型観光バスであふれるほど盛況となっている。

特にこの紅葉のシーズンが人気なのだが、実は地元の人にとっては見頃は異なるそうだ。「秋になるとノスタルジックな赤茶色に染まります。ただモミジのように真っ赤にはならない。本当の地元のおすすめは新緑のシーズンです」と市の担当者。

例年4月中旬から5月になるとメタセコイアの新芽が鮮やかな緑色に染まり、道を爽やかに彩る。行くならゴールデンウィークが狙い目なんだそう。

爽快な風景に心も晴れやかになりそう
爽快な風景に心も晴れやかになりそう

ただ、観光スポットとしてメタセコイアが植林されたわけではなく、もともとは普通の生活道路。「車道中央から撮影されようとする方が多いのですが、車の往来が多いのでとても危険です。歩道からの撮影をお願いします」と担当者が話すように、どのシーズンに行くとしても安全を守りながら素晴らしい眺めを堪能したい。

取材・文/中河桃子

「メタセコイア並木」

住所:滋賀県高島市マキノ町蛭口~牧野

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