ナオト「僕がいちばんビックリしてます」

2018.11.30 16:00

シンガーソングライターのナオト・インティライミ(右)とDJの遠藤淳(29日・大阪市内)

(写真1枚)

シンガーソングライターのナオト・インティライミが29日、FM OH!の番組『Music Bit』(月〜木曜)に登場。約2年ぶりのニューアルバム『7』や桜井和寿との共作などについて語った。

今年3月から全国47都道府県をひとりで巡る弾き語りツアーをおこなってきたナオト。「日本中を旅している感じ。細かな地方ネタも入れて、来てくださった方とのキズナはものすごく太くなった」と振りかえり、「あと、今回は2時間半をひとりで完結する、エンタテイナーとしての幅も広げられた。ずっと器用貧乏って言われてきたから、そこでクオリティを上げていって。このツアーが終わった頃には器用名人みたいな(笑)」と楽しげに語った。

そして、発売が決まったニューアルバム『7』についてナオトは、多忙なスケジュールにもかかわらず、気がついたらできてたと笑う。「アルバム制作に関しては、もうNONストレス。作ろうと思った記憶がない。去年、世界20カ国を長旅して、その後半は向こうのクリエイターと曲を作って。モノ作りが楽しくて仕方がなく、今やりたい表現をどんどん机に並べていったわけ。で、アルバムを出すということになって、どれを入れようかなって、机からカゴに入れていく作業。もう入りきらなくて、今机に完パケ状態の曲がいっぱいあるわけ。デモじゃない、完パケのものが」と興奮気味のナオト。

そんなアルバムには、Mr.Childrenの桜井和寿と共演した『Amor y sol with 桜井和寿』も収録。「僕がいちばんビックリしてます(笑)。そりゃそうでしょ?10年越しで、去年初めてごはんに行ったんですね。そのとき桜井さんが『最近、どんな曲作ってる?聴かせてみ』って。まだ未発表の曲を聴いていただいたら、『めちゃくちゃいいじゃん。ほかは?』って感じで、10曲くらい聴いてもらって。誰よりも評価してくださったんですよ、新しい曲たちを・・・」と、桜井との関係を語った。

そして、「そのなかにこの曲があって。これは、スペイン語で歌っていて、海外向けに作ってたの。そしたら桜井さんが『これは日本でも出した方がいい!』って。でも、スペイン語から日本語に替えるのは自分の作詞能力では難しいと言ったら、『え、手伝うよ〜』と。えっ! 真に受けちゃいますよって。そこから2、3週間後に2人で会って、歌詞を書いて、デモ録って、みたいな。なんの策略もない、2人の関係から自然発生的に。ありがたいです、とんでもないことです」とも。同アルバムは12月12日にリリースされる。

FM OH!『Music Bit』

ナオト・インティライミ

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