大阪・夢洲計画に吉村市長「強烈すぎる」

2018.12.21 18:00

「大阪メトロ」が発表した夢洲駅タワービルのイメージ(20日)

(写真6枚)

「大阪メトロ」が20日に発表した、「夢洲(ゆめしま)開発への参画」構想。それを受けて大阪市の吉村洋文市長が、自身のSNSで興奮のコメントを続けざまにツイートした。

2025年に『大阪万博』が開催される人工島「夢洲(ゆめしま)」(大阪市此花区)に開業する新駅を含む、15駅の「地下空間の大規模改革」を発表した「大阪メトロ」。「最高の安全・安心を追及し、誠実さとチャレンジ精神をもって、大阪から元気を創り続けること」をテーマに、社会生活と活力という2つのインフラ開発を目指すという。

なかでもインパクト大なのが、新たに建設される「夢洲駅タワービル」。「開放的で出会いの予感に満ちた駅」をコンセプトに、開放的な空間で一体感を創出し、大阪を一望できるタワーを建設。駅や商業施設などが入る同駅は万博会場や統合型リゾート(IR)のアクセスポイントでもあり、新たな国際観光拠点として重要な役割を担っている(土地確保等の条件があり、今後関係者と協議や調整を進める予定)。

大阪市の吉村洋文市長

「大阪メトロ」からこの提案を受けた吉村市長は、自身のツイッターで「大阪の地下空間が大きく変わる。夢洲は大阪を代表する駅になる。もう「負の遺産」とは言わせないぜ。御堂筋線も中央線も。大阪の活力インフラへ。民営化の効果はすごいわ。」、「強烈だ。強烈すぎる。これが大阪の活力だ。地下鉄民営化。しんどかったが、やって良かったよ。公営のままではありえない事態が生じてる。万博へ大阪が『変わる』!」と絶賛した。

「大阪メトロ」が発表した夢洲駅のイメージ(20日)

また、「心斎橋駅」は「テキスタイル」、「大阪港駅」は「空中に浮いた旅する船」をコンセプトに、御堂筋線9駅、中央線6駅がリニューアルされる(2024年度までに完了予定。事業費用は地下空間300億円、30車両295億円、総額595億円となる見込みだ。

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