見取り図が大賞を受賞「サプライズ!」

2019.1.14 23:30

『第4回 上方漫才協会大賞』大賞を受賞した見取り図。中央左から盛山、リリー(14日・大阪市内)

(写真3枚)

若手芸人を育成・サポートする上方漫才協会による『第4回 上方漫才協会大賞』が14日、「なんばグランド花月」(大阪市中央区)で開催。ノミネート58組のなかから、お笑いコンビ・見取り図が大賞を受賞した。

2007年に結成された、盛山とリリーからなる見取り図。昨年は『Mー1グランプリ2018』のファイナリストに選ばれるなど確かな実力と人気を誇り、舞台だけでなくアート分野などさまざまなジャンルで活躍している。

受賞が決まった瞬間は2人とも驚いた表情を見せ、盛山は「予想してなかったのでびっくりしました。僕たち賞をもらったことないんですよ。この賞に恥じぬよう今年もいっぱい漫才を頑張っていきたい」と喜び、リリーは「サプライズ! 漫才やってきてよかったです。紙吹雪も人生で初めて浴びたので、記念に全部持って帰ろうと思います」と笑わせた。

大賞を受賞し、喜びのなか漫才を披露する見取り図
大賞を受賞し、喜びのなか漫才を披露する見取り図

見取り図の受賞に際し、協会会長の中田カウスは「賞が欲しいとずっと言っていた。よく辛抱したな」とねぎらい、「見取り図は漫才のなかに人柄が出てる。Mー1でもトップバッターで出てあの緊張のなかでいつもと同じ調子でやってる感じもなんか良かったなぁ」と讃えた。

同賞は、第1回にアインシュタイン、第2回に吉田たち、第3回にトットが受賞。4回目となる今回は前回に引き続き、東京の「ヨシモト∞ホール」を拠点に活動する芸人たちも参戦し、ミキや祇園、ゆにばーすら東西の精鋭が大賞にノミネート。『Mー1グランプリ2018』でグランプリに輝いた霜降り明星には特別賞が贈られた。

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