めでたい電車に子ども誕生、恋人シートも

2019.2.14 07:00

赤い車体に加太の鯛を想起させるうろこ柄をデザインした外装イメージ(上)と「おめでたい」気持ちになる縁起物を詰め込んだ内装イメージ

(写真3枚)

魚をモチーフにデザインされた南海電鉄の観光列車「めでたいでんしゃ」(南海加太線)。2018年11月に夫婦となったピンク色車両「さち」と水色車両「かい」の間にこどもが誕生、3月31日より運行が開始される。

新車両は縁起物などに使用される赤色で、加太の鯛を想起させるうろこ柄をデザイン。内装にも縁起物を詰め込み、おめでたい感を演出する。

扉には鯛をくわえた招き猫や水引が、壁面には揺れ動くダルマなどが配置。海の生き物がデザインされたつり革にはおみくじが付いていたり、床には組紐柄のあみだくじがデザインされるなど、遊び心が満載だ。

フォトスポットとして用意された恋人シート(上段右手)。運転席画の扉には招き猫(下段左)、床にあみだくじがデザイン
フォトスポットとして用意された恋人シート(上段右手)。運転席画の扉には招き猫(下段左)、床にあみだくじがデザイン

さらに、同車両には優先座席にくわえて、縁結びをイメージした恋人シートが登場。ひな人形柄のシートにハートの水引柄のロールカーテンが掛けられ、「良い縁起」と「愛」を演出するという。加太線ワンマン車両(7100系2両1編成)の同列車は、和歌山市駅〜加太駅間を運行。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本