中島貞夫監督が高良健吾を絶賛「新しい時代劇スターになれる」

2019.3.26 21:30

20年ぶりの長編映画『多十郎殉愛記』のメガホンをとった中島貞夫監督(26日・大阪市内)

(写真2枚)

名匠・中島貞夫監督の最新作『多十郎殉愛記』の試写会が3月26日、大阪市内の映画館で実施され、中島監督と主演・高良健吾が舞台挨拶をおこなった。

『新・極道の妻たち』や『日本の首領』シリーズで知られる中島監督が、20年ぶりに撮った長編時代劇『多十郎殉愛記』。「最近のチャンバラ映画は面白くない。チャンバラ映画にはもっと人間のドラマが含まれている。それを感じてもらえるような作品にしたかった」と挨拶した中島監督。そして、「長年、映画を作り続けてきた知恵を、この1作に込めたつもり」と力強く語った。

主演は、若手実力派と名高い高良健吾。中島監督は、「彼は、クランクイン1カ月前から京都撮影所に来て、徹底的に殺陣を勉強してくれた。特に感動したのは、斬る立場なのに、斬られる方までやってくれた。(プロデューサーは)いい奴を選んでくれた」と絶賛。さらに「(高良には)新しい時代劇のスターになって欲しい。また、なれるだけの力は持っている」と、賛辞を惜しまなかった。同映画は4月12日から公開される。

映画『多十郎殉愛記』

2019年4月12日(金)公開
監督:中島貞夫
出演:高良健吾、多部未華子、木村了、三島ゆり子、ほか
配給:東映、よしもとクリエイティブ・エージェンシー

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