日清の新作・栄養食パスタ、初日で完売

2019.3.27 22:11

カップに入ったパスタ、さいごにほぐしオイルとソースを入れ、よくかき混ぜて完成

(写真3枚)

カップヌードルでおなじみの「日清食品」(大阪本社:大阪市淀川区)が、最新作の即席パスタ「All-in PASTA(オールインパスタ)」を3月27日から公式サイトにて販売。初日に初回生産分が完売。また、同日から31日まで試食販売をおこなう「阪急うめだ本店」(大阪市北区)でも、同じく主要商品が売り切れた。

1日に必要な栄養素1/3量を1食で摂取できる「完全栄養食」を目指した同商品。食事の偏り、朝食の欠食、自己流の食事制限をおこなうなど、近年増加している「新型栄養失調」への対策として2年前から企画されたという。

お湯をかけて6分待ち、湯切りして、ソースを混ぜるだけという気軽なパスタ・セットは600円(ソース付き、パスタ単品は400円)。新開発の「栄養ホールドプレス製法」(特許出願中)を使用し、パスタのセンター部分に13種のビタミン、13種のミネラル、タンパク質、食物繊維などを盛り込んでいるのがポイントだ。

「サプリを数種飲んでも、1日に必要な栄養素は補いきれず、家庭でも1食で盛り込むのは難しい。そこで、汁ものはスープが飛んだりするので、男女に喜ばれ、オフィスでも食べやすいようにパスタに辿り着きました」と、ブランドマネージャー佐藤真有美さんは説明する。

「こちらは1食600円と決して安くはない価格。そのため、ちゃんと説明が必要だと感じ、また、万人向けというよりも必要な人に届ければという思いから、ネット販売のみとしました」という。

「阪急うめだ本店」では31日までなら連日数量限定で販売。開店時から行列ができ、人気のボロネーゼは13時で完売
「阪急うめだ本店」では31日までなら連日数量限定で販売。開店時から行列ができ、人気のボロネーゼは13時で完売

「阪急うめだ本店」(大阪市北区)では、初日のセット分は夕方に完売。「家族分を購入される方も多かったようで、想像以上の売れ行きに驚いています。世のなかのニーズにマッチできたのでは」と、佐藤さんは分析する。

ボロネーゼ、ジェノベーゼ、アラビアータの3種のソースが付いたセットのほか、パスタ単品でも取り扱い、今後、公式サイトでは予約販売に切り替える予定。

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